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第三の目の覚醒の鍵は松果体の働きに隠されていた!?

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人類を含めた地球上の生物の祖先にあたる太古の水中生物は、そもそも「一般的なふたつの目」と「第三の目」が、両方フラットに備えられていました。前者は外的な要素を視覚的にとらえる器官として、飛躍的に進化していき、脳とは違った器官にまで昇華していきましたが、後者の方は、ほぼ脳の部位の領域から出ることはなく、そのまま脳の部位(松果体)に付随して残った痕跡適度の存在となっていきました。

しかし逆に言えば、そもそも持っていた「光を感じる機能」、つまり松果体と頭頂眼のセットは、その後「感情や気持を感じる部位」という違った方面に進化していったとはいえ、物事の明暗を感覚的に見分けるという「原始的かつルーツとして持っていたはずの機能」を残している可能性は否定できません。

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松果体の可能性をあらわすヒント

人間の場合、第三の目に関連するという松果体という器官は、子供のころには脳全体に対する割合が非常に大きいそうです。それが、思春期を経過して成長していくと縮小していき、子供の時にはもともと持っていた「光を感じる機能(医学的にはメラトニンの生成機能、といわれています)」も減少していくそうです。

わかりやすい例でいえば、人間の赤ちゃんは、感情や欲望のコントロールができないがために、光を感じる機能(もはや本能的なものかもしれません)が大人よりも発達していて、環境の明暗で日々の睡眠や食事、起きて活動する時間などのコントロールをしている、とされています。

それが、自分自身で時間や行動を制御できるようになるにつれて、本能的に光を感じるために必要なホルモンの分泌のための器官が縮小し、大人になると全く機能しなくなる、つまり虫垂のような存在になる、と思われます(虫垂は、代表的な「主要な器官の痕跡器官」とされています)。

 

純粋な気持ちと心の覚醒

第三の目が、「子供のころに比較的活発に活動していて、大人になるとほぼ活動を停止する器官」と関連していることからわかること、それは虫垂炎(=盲腸炎)が時に大人になってから起こるように、大人になってもなんらかの刺激やきっかけがあれば、活動を再開する可能性がある、ということです。

もともと持っている機能であることは間違いなく、生物学的にも太古の昔には「ふたつの目」に匹敵する機能を担っている器官として存在していたわけですから、それほど突拍子のない説とは言えないのではないでしょうか。

もしかしたら、子供ならではの純粋さと、第三の目の覚醒、言い換えれば心の覚醒には、因果関係があるのかもしれません。

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カテゴリ: その他

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