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亡くなった父が夢に出てきた理由は、母を想ってのこと。驚きの連続体験

不思議体験

 

私の父は70代でなくりました。
父は病気が発覚してすぐに入院をして、そのまま帰らぬ人となりました。
私は、結婚をしていて家を出ていたのですが幸い実家の近くに住んでいたので、毎日のように病院の父に会いに行っていました。
父が亡くなって、母がひどく落ち込んで大変でしたが、月日が経て母も少しずつ普段の生活を送れるようになっていきました。

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夢に出てきた父

一周忌も無事終わり、仕事の忙しさにかまけて実家にあまり足を運ばなくなっていました。
そんな時に、父が夢に出てきました。
夢中で、父は実家の近所の海辺にいました。
どういうわけか、父は海辺で釣りをしていまいした。生前の父は釣りをするようなひとではありませんでした。
私が、お父さんと声をかけると父は静かにというように、人差し指をたてて口にあてました。

 
私は、父にそっと近づこうとしました。
父はそんな私にくるなというように手の平を向けてました。
私は、小さな声で父に聞きました。お父さん、ご飯を何日食べていないと。
父は、悲しそうな顔をして手をゆっくりとあげました。
そして、3本の指をたてました。
私が3日だねって行ったところで夢は終わり、目が覚めました。

 

父が本当に伝えたかったことは母の不調

父が亡くなって夢に出てきたのは初めてでした。
なんとなく、気になり会社の帰りに実家によりました。
すると、母がひどい風邪をひいたらしくマスクをした顔で出迎えてくれました。
母が大変そうなので、看病をしながら母に夢のことを話しました。
母は私の話を聞いてすごく驚きました。
母が言うにはちょうど3日前から体調が悪くて寝込んでいて、お仏壇にご飯をお供えできなかったというのです。
母の話を聞いて、私はすぐにご仏壇にご飯を添えました。

 
そして、もしかしたら父は母の病気を私に教えたかったのではないかと思いました。
母はとても我慢強い人です。
よほど大変ではない限り、人に助けてもらおうとはせずに自分の力で何とかしようとしてしまいます。
そのことを一番知っていたのは父です。
だからこそ、私に夢で出てきて母のことを知らせてくれたのでしょう。
きっと、父が夢に出てこなければ私は実家に足を運んでいなかったと思います。
そのことを考えた時、私は自分を恥じました。

 

本当に考えさせられる出来事でした

いくら仕事が忙しいといえども、年老いた親を放っておいた自分がなんとも情けなかったです。
ご仏壇に手を合わせながら、父に感謝と謝罪をしました。
感謝はもちろん、母のことを知らせてくれと事です。
謝罪は、父や母に会いに来ていなかったことです。
いつもはきれいに飾られている仏花が、しおれていたのがなんだかとても心に沁みました。

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カテゴリ: 不思議な体験談

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