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タロットカード解釈:8番・正義 言動を制御し、結果を振り返る 17番・星 原点回帰

タロットカード

 

タロットカードの解釈をご紹介しています。
今回は8番・正義、17番星です。

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8番・正義 行動を制御し結果を振り返る

タロットカード

 
正義のカードは制御する力を得る場面です。
7番戦車のカードでは、行動と前進の2つの要素がすべてでしたが、8番のカードでは、やってみてどうだったのか?
と結果を振り返る。という止まる動作が出てきます。
数字で見る8番のカードは、結果を重要視し、効率性を求めるようになってきます。

 
正義のカードが持つ天秤は、常に自分の価値観と今自分がいる環境を常に天秤にかけ、均衡を保とうとします。
この時、人は頭で考えるか、心で思うか。そのどちらかを基点として何かを考え、周囲に反応します。
絵柄で見る正義のカードでは、ほとんどが目隠しをしています。
天秤にかけているのは、価値観、そしてもう一方の手に持つ剣は決断を表します。

 

正義 正位置

正義のカードが正位置として出てきた時の読み方としては自立へ向かう姿勢、個人として能力や実力の高さから来る自信。
集団よりは個人そして反抗的な態度が表面に出やすい。という部分を意識して読んでいくと読みやすいでしょう。

 

正義 逆位置

正義の逆位置は、いわば自立の真反対。
個人を主張しなければならないところで集団の勢いや誘惑に巻き込まれ、また兼ねてから無難な選択をする癖を持ち、周囲には「何がしたい人なのかわからない」という不安を与えているという可能性を示唆しています。

 

 

17番・星 原点回帰

タロットカード

星のカードは16番の塔が崩壊し、一面が広い平面になった後の場面です。
今まで積み重ねてきたものが崩れ落ちた時、人は何もなくなった。と放心状態になることがあります。
その放心状態の時、ふと上を観た時に、光る小さな光が星です。

 
星のカードが指し示すのは「理想」。それも純粋に心の奥にずっとしまいこんでいた本当の理想が姿を現す段階です。
数字で見る17番は、ある種の原点回帰を起こす瞬間の数字です。
1番の創造性は一つの方向性を定めなければ形になることが出来ません。

 
例えいいアイディアでもそれを現実的にどう表現するかが決まっていなければそれはアイディアというよりも、妄想で終わってしまいます。
ここに行動を指し示す7番の数字が具現化を目指して動いてく行動力をもたらします。
絵柄で観る星のカードには星と泉、女性の三要素が主な絵柄のモチーフとなります。
泉とは無意識を指し示し、女性は器。星は希望や願望、願いであって理想です。
それはまだ遠く空の上にありますが、その光が泉の水に反射される事によって、人の手が届くすぐ近くにあるかのように思わせます。
星のカードは無意識の中にある本当の願いに気が付き、もう一度行動を起こす原点回帰の場面なのです。

 

星 正位置

星のカードが正位置として出てくる場合、まず何らかの結果がまもなく出てくるだろうという意味を指し示します。その理由は塔が崩れたことによって、視野と環境がよりオープンになったため、今まで見えてこなかったものが見えてくるためです。
最近のビジネス書などではヴィジョンを持とうと書いてるものを見かけますが、そのヴィジョンが見えてくる事を星のカードの意味として捉えておくと良いでしょう。

 

星 逆位置

星のカードが逆位置で出てくる時、まだ手放せないで頑なに執着している何かを抱え込んでいる状況を意味しています。
単純に星は空の上にあるはずなのに、それをひっくり返す。ということは不自然な状態である。という意味です。

 
特に恋愛関係や人間関係において星のカードが逆位置に出てくる時は、もう一度塔のカードの経験をする可能性を警告しています。

 
また希望を持てない、または失った、信頼出来るものが無いなどの不信感も指し示しているので、他のカードとの組み合わせを含め、自然な状態とはどういう事か?を考えて行くことによって問題解決を計る必要があります。

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