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タロットカードを購入したい!おすすめは?~タロットカードの種類

タロットカード
 
タロット占いを行うために必要なものは、基本的にはタロットカードのみです。

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それでは、どんなカードを選んで購入すればよいのかについて、少し書いていきたいと思います。

 

タロットカードの種類

タロットカードには異なる種類のものがあるのでしょうか。
通信販売のサイトなどを見ると「ライダータロット」とか「ウェイト版」などと書いてあるものがありますが、これがタロットカードの種類を表しています。

いま私たちが入手できるタロットカードには、大きく分けて「ライダー・ウェイト・タロット」(ウェイト版)と「マルセイユ・タロット」(マルセイユ版)の二種類があり、そのほかに特殊なタイプのカードもあります。

歴史的にはマルセイユ版のカードの方が古いものですが、現在はイギリス、アメリカなどで主流となっているウェイト版がよく使われ、日本でもこちらの方が主流となっているようです。

 

マルセイユ版タロットカード

タロットカードは、15世紀のイタリアで作られたものが現存する最古のものと言われていますが、やがてヨーロッパ各地に伝わり、なかでもフランスでは17世紀頃にはマルセイユをはじめ各所で製造されるようになりました。

17世紀後半のパリで、ジャン・ノブレという人によって作成されたカードのデザインが一般的なものとなり、やがてフランス各地で製造されて行きますが、このデザインがタロットカードの代表的な生産地であったマルセイユにちなんで「マルセイユ・タロット」と呼ばれ今日まで続いています。

 

ウェイト版タロットカード

19世紀になると、タロットカードの神秘主義的な解釈が盛んになります。イギリスのアーサー・エドワード・ウェイトという神秘家が、彼が所属していた「黄金の夜明け団」という魔術結社のカバラ的見地に基づいてタロットカードを調整し作成したものが「ウェイト版タロット」です。

マルセイユ版との大きな違いは、絵柄による大アルカナのカードだけでなく、本来は数札の小アルカナのカードも数とともにすべて絵が描かれていることです。そのほか、大アルカナの「力」と「正義」のカードの順番が入れ替わっている、「愚者」のカードが0番の番号になっている、などの特徴があります。

大アルカナ、小アルカナといったカードの区分や構成については、また別にご紹介したいと思います。

 

タロット占いの主流はウェイト版

タロットカードを購入するのに最も手近なところでは書店の占いコーナーがあり、解説書付きのタロットカードを入手することができます。たいていはウェイト版のカードが主流のようです。その他の入手先としては、アマゾンや楽天などのネット通販サイトや占い関連商品の通販サイト、または実際の占いグッズショップなどがあるでしょう。

どこで購入されるとしても、現在のタロット占いではオーソドックスなウェイト版を購入すると良いかと思います。なお、カード付きタロット占いの解説書を購入すると、大アルカナ22枚だけが付いている場合があるようですので、できましたら小アルカナ56枚と合わせた78枚が揃ったもの(フルデッキ)を入手されたほうが良いかと思います。

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