> >

タロット占いの本質とは?~四柱推命・西洋占星術とはここが違う!

タロットカードを使ったタロット占いは、やろうと思えば誰でもできて、しかしとても奥の深い占いです。

 
Tarots de Marseille

私はこれまでに、何人かの占い師さんに占っていただいた経験がありますが、タロット占いについても複数の方に占っていただきました。その経験もあってとても興味を持ち、自分でもタロットカードを購入。あくまで自分占いですが時々やってみています。

スポンサードリンク

というわけで、私は占い師や専門家では決してありませんが、みなさんと一緒にタロットカードや占い方法の初歩の初歩を勉強しながらやってみる、というスタンスで書いていきたいと思います。

 

タロット占いと四柱推命・西洋占星術との違い

実際にタロットカードを手にする前に、なぜタロット占いなのかを少し整理してみたいと思います。

タロット占いは、四柱推命や西洋占星術などと違って、生年月日などその人が持って生まれた宿命や運命を形づくる数値をもとに、理論化された計算式によって占うものではありません。あくまで、そのときに出たカードの内容で占うものですから、偶然の産物と言ってしまえばそうなのかも知れないのです。

しかし、長い歴史を持ち世界中で行われている占いですから、単に偶然の遊びみたいなものと片付けることのできない、奥深い何かがそこにはあります。

 

タロット占いの手法とは

タロット占いを解説する時、よく使われる言葉に「シンクロニシティ」というものがあります。この言葉は心理学者のカール・ユングが提唱したもので、日本語では「共時性」と訳される心理学用語ですが、平たく言うと「意味のある偶然の一致」ということだそうです。

タロット占いの場合には、占ってもらう人の思いと占う人の心がタロットカードに共感し、「シンクロニシティ=意味のある偶然の一致」によって導き出されたカードの、そこに込められた意味を読み取る占いである、ということです。

 

世界の叡智が凝縮されるタロットカード

タロットカードは古代エジプトの神秘思想が起源という説がありますが、そこにカバラ(ユダヤ神秘主義)やキリスト教神秘思想、さまざまな哲学や思想が取り入れられ、現在のかたちになったと言われています。

そこでは、古代から引き継がれた人間と生命・宇宙に関する叡智(すぐれた知恵や深い知性)を、78枚のカードに描いたものがタロットカードであるとされています。

ですから、タロットカードに人間と世界の様々な事柄=叡智が凝縮されていて、その1枚または複数枚の組み合わせから、その叡智を読み取って行くのがタロット占いであると言えます。

 

意味ある偶然の一致から叡智を読み取るタロット占い

少々難しい話になってしまいましたが、このようにタロット占いは「シンクロニシティ=意味ある偶然の一致」によって「人間と世界に関する叡智」が導かれ、それを読み解く占いであるということです。

四柱推命や西洋占星術なども古代からの叡智を基とした占いですが、タロット占いがそれらと大きく異なるのは、生年月日など動かすことのできないものをベースにするのではなく、その時の思いや心のあり方から生まれたシンクロニシティに拠る、というところです。

ですから、占いたい事柄や悩み、思いが直接的に反映する占いであるとされており、自分自身で挑戦してみるには最適な占いであると言えるのではないでしょうか。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

Comments are closed.