> >

未来人のミッション~ジョン・タイターにまつわる謎

net
 
アメリカの掲示板やチャットといった環境に、2000年11月から2001年3月という短期間のみ、すい星のごとく登場し、あっという間にインターネットの世界から消えてしまったジョン・タイターというキャラクター。

彼は2036年からタイムマシンを使って2000年の世界に来訪した未来人であり、さらには2036年が、第三次世界大戦が起こった後の世界であることや、実は軍人であり、とあるミッションを遂行するために未来から来たことなどを発信しているため、現代においても様々な憶測や仮説を生む「議論や検証の余地がある存在」として、取り扱われ続けています。

スポンサードリンク


 

2003年に発行された書籍の謎

2001年には姿を消したジョン・タイターなのですが、その数年後、彼の発言をまとめた書籍である『時間旅行者ジョン・タイターの話』が、アメリカで発表されています。

この書籍では、ジョン・タイターの母親を名乗る人物からの手紙の内容や、彼女からジョン・タイターに関する情報のすべてを託されたという弁護士の談話などが掲載されていたといいますが、そもそも2036年から来た人物の母親が、なぜ2001年時点で手紙を送ることができるのか、なぜその彼女の資料をすべて受け取ったという弁護士が存在しているのか、といった疑問、謎は、少なくとも現代に日本においては、明らかにされていません。

もっとも、ジョン・タイターが「アメリカ生まれ」と発信していることから、アメリカ本国に流通している情報としては、日本よりももう少し具体的であったとしても、不思議はありません。

 

ミッションはコンピューターのバグFIX?

ジョン・タイターが未来から2000年の世界にやってきた根拠、つまり彼のミッションといわれる事由のひとつに、「プログラムのデバッグ(修復)」というものがあります。

彼曰く、2036年時点の観測で、「UNIXというプログラム言語において、2年後の2038年に、致命的な問題が発覚する」ということが判明しており、そのバグFIXに必要なコンピュータマシンが、2036年の世界では既に1台も残っていないという「IBM5100型」というものであると、言明しています。

「IBM5100型」が、古い世代のプログラムと新しい世代のプログラムの両方を認識できるという機能も持っていたこと、なおかつIBMとしてはその機能を全面的に開示・公表していなかったことを、IBMのエンジニアであった人物が証言している、といいます。

なぜジョン・タイターがその機能を認識していたのか、どういった意図でその機能を公表したのかなど、ジョン・タイターにまつわる謎は、深まるばかりです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.