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金運が良くなる色は?ラッキーカラーの根拠:風水の五行と色との関係

風水
 
風水で良く使われる、ラッキーカラー。

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金運がアップする色は、茶色。健康に良い色は青。あなたのラッキーカラーは、緑。などと言われると、なんとなく緑のハンカチを手にしてしまったりするものだが、風水の色についての定義にはそもそもどういう根拠があるのだろうか?

 

1・ 風水と五行

風水は、より良い住環境のための環境学として発展したものである。その中に、紀元前300~250年頃に古代中国で成立したと言われる、五行(ごぎょう)という思想が用いられている。

五行は、風水だけでなく、四柱推命占いや様々な分野にも影響を与えた非常に優れた思想である。宇宙に存在する全ての物(万物)を5つの要素に分類することによって、それぞれの意味や相互関係を理解する、という考えである。木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)という五行の5つの要素は、それぞれに決まった色を持つ。例えば、木は緑を中心として深緑からエメラルドグリーン、水は青を中心として濁った水の黒から澄んだ水の薄い青が当てはめられている。この色の定義をもとに、風水のラッキーカラーは導き出されているのだ。

 

2・ 金運が良くなる色を考える

金運を良くする色はなんだろう?金だから、金色?というわけではない。

五行には、相生(そうじょう)、相剋(そうこく)という考え方がある。5つの要素がそれぞれ、相手を助ける関係、相手をやっつける関係を持つ。説明だけ聞くと難解に感じるが、実際に当てはめて考えてみると分かりやすい。木が燃えて火が生まれる。火が燃えた後には土(灰)が残り、土の中から金属が生まれ、金属が溶けて水になり、水が木を育てる。これが、相手に良い影響を与える相生である。これに対して相剋は、木が育つと土がやせ、土は水を堰止め、水は火を消し、火は金を溶かし、金属の斧が木を倒すという関係になっている。

金運を考える場合、まずその要素をみる。お金は金の要素に分類されるが、相生の関係から、金の要素ではなく、金を助けてくれる土の要素に注目する。従って、土の色とされいてる茶色かオレンジが、金運を良くする色となる。相剋の関係から、火の要素の赤色は、金運を下げるとされている。

 

3・流派による違い

五行を元に風水の定義を考えてみると、非常にわかりやすくその理由も納得できる。しかし残念ながら、風水には流派による違いというものが存在するため、話は簡単ではない。五行を一般的に解釈すると前述のような内容になるのだが、流派によっては全く違う解釈も存在する。金運に効果があるのは金色という説もありうるのだ。

どれが正しくてどれが間違いかという判定は、とても難しい。自分が信じる流派、自分が納得できる考えを選択する。というのが、風水とのベストな付き合い方であると言える。

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