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10パターンに凝縮されるタロット。理解に役立つカードのグループ分け

本
数字で見ていくと、タロットカードは10のパターンに分けることが出来ます。

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大アルカナ 10のグループ

1のグループ:1番魔術師・10番運命の輪・19番太陽

2のグループ:2番女教皇・11番正義・20番審判

3のグループ:3番女帝・12番吊るされた人・21番世界

4のグループ:4番皇帝・13番死神

5のグループ:5番法王・14番節制

6のグループ:6番恋人・15番悪魔

7のグループ:7番戦車・16番塔

8のグループ:8番正義(力)・17番星

9のグループ:9番隠者・18番月

0番・愚者

 
諸説様々ありますが、タロットカードは0から始まり、0で終わります。

愚者を除く21枚のカードは上記のようにグルーピングして考えていく事で、案外と簡単に読む事が出来るようになっていきます。
自分もこのグルーピングの方法でタロットカードを学習して来ました。

 

個人、社会、世界のレベルアップで考える

22枚ある大アルカナカードを10個にくくってまとめる事によって、ある一定の法則が出てきます。それは、カードの番号が進んでいくにつれて状況にも成長し段階が訪れている。ということです。

例えば一番は数秘術でいうところの、始まりや創造、アイディアを示す数字です。

1番の基礎である魔術師は、主に準備や要素など、これから創造を始める段階の事を指し示しています。

魔術師を1段階アップさせた運命の輪は、魔術師+愚者=運命の輪です。

あてのない旅を続けていた愚者が足場を決めて、何かを始めようとしている段階。
こう考えると、イメージしやすくありませんか?

更にその上である太陽は魔術師+隠者=太陽になります。

隠者は達観した知恵、暗闇を照らす解決策を意味します。

太陽の光は隠者の持つランプの光が太陽という強いエネルギーとして降り注いでいる。
これで良いんだ!と太陽の光を目一杯浴びている時、それは大きな開放感としてイメージできそうではありませんか?

覚えなければいけないのはたった10枚に縮小される。
10個にグルーピングする事によって、覚えなければいけないカードはたったの10枚になります。

0番愚者から9番隠者までのカードのストーリーを覚えてさえしまえば、後はそれを足して組み合わせていくだけです。

タロットカードリーディングで大切なのは、一枚一枚の意味を覚える事ではなく、全体の流れと段階を把握しておくこと。
そのために、覚えておく必要があるのは、基本的な10枚だけで十分なのです。

 

絵柄で見る小アルカナの簡単な意味合い

22枚で構成されている大アルカナよりも枚数が多いのが小アルカナです。
ワンド・カップ・ソード・コイン。それぞれの絵柄は人の状態をそれぞれ表しています。

 
ワンド…心。正位置ならやる気がある。逆位置ならストレス
カップ…感情。正位置ならポジティブ。逆位置ならネガティブ
ソード…知識。正位置なら学習。逆位置なら困惑
コイン…環境。正位置なら有利。逆位置なら不利

 
ざっくり言えば、こうなります。
さらに12枚ある人物カードもそれぞれに象徴があります。

 
キング…出発点、創造点
クイーン…発展、応用、育てる中継役
ナイト…行動、普及
ペイジ…消費と評価

 

使いこなしていくことでよりシンプルへと戻っていく小アルカナ

人物カードと小アルカナは枚数が多く、けっこうピンポイントな意味合いを持っている反面、覚えていないと絵柄がシンプルなので何にもイメージが刺激されない事もあります。

小アルカナを自在に使いこなすためには、人物カードと数字カードの関係性を予め把握していく事で読みやすくなります。

その流れとは、ペイジが複雑な状況からよりシンプルな状況へと変わっていく下りの流れです。

例えば、初めて扱う機械、初めて体験する物事は中々上手くいかないですよね。

ペイジも同じで、ナイトから受け取ったやる気なり、環境なり、知識なり、感情は始め上手く使いこなせないので、あれやこれやと考えながら消費を行っていきます。

そして、時に進み、時につまづきを繰り返していくことによってそれぞれの数字札のように一つの本来の形にまとまっていくのですね。

 
こうしてカードの流れをまとめておくと、タロットカードが伝えたい物事と実際に思いつく物事に偶然の一致が現れるようになっていきます。

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