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22枚の大アルカナが持つ意味、象徴するもの~タロットカード詳細解説

タロットカード
 
今回は、タロットカードにおいて特に重要な22枚のカード「大アルカナ」について、少し詳しく見て行きたいと思います。

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大アルカナの22枚は人生を表している!?

22枚の大アルカナのカードは、人生において影響を受ける様々な物理的、精神的なパワーを象徴していると解釈されることがあります。大アルカナの1枚1枚のカードは、それぞれが人生における試練であったり、目的を達成するためのヒントや助けにあるものであったりするわけです。

大アルカナには人生が凝縮され、人間が成長し時には挫折し、やがて大きな精神性を獲得するという壮大なストーリーが込められている、という解釈をあらかじめ感じておくと、それぞれのカードから読み取るインスピレーションもよりわかりやすくなるかも知れません。

 

カードの番号に大きな意味はない!?

大アルカナには、0番の「愚者」から21番の「世界」まで番号が振られています。
この番号や並び順には大きな意味があるのでしょうか。22枚のカードに人生が凝縮されているとしたら、その順番にも意味があるようにも思えますが、直接的には数字に何かの意味を持つことはないという意見もあります。

全体のストーリーとして言われるのは、1)0番の「愚者」から始まり21番の「世界」で終わる、愚かな人間が様々な成長や試練を経て宇宙的な精神性を得るというストーリー。2)1番の「魔術師」から始まり21番の「世界」を経て0番の「愚者」で終わるという、輪廻のような新たな人生に至るストーリー。3)1番の「魔術師」から21番の「世界」までで終わり、「愚者」は大アルカナのなかでさまようストーリー、などです。

ただ、ウェイト版とマルセイユ版で「正義」と「力」のカードが入れ替わっていることや、他のカードでも一部順番が異なるものがあるようで、タロット占いを行うにあたってはこの数字自体や順番は気にする必要がないのかも知れません。

 

カードの正位置と逆位置

ところで、タロットカードを言う時によく出てくるキーワードに「正位置」と「逆位置(リバース)」というものがあります。

これは、大アルカナ、小アルカナのそれぞれに共通したものですが、カードをめくった時に上下が逆さまになっていると(逆位置)、そのカードから読み取る内容も異なり、一般的には良くない意味となることが多いというというもので、タロットカードの大きな特徴となっているものです。

ただし、占い師さんや専門家によっては、正位置と逆位置の意味の違いを取らない人もいるようで、その場合、逆位置のカードの意味が大きく違ってきます。

果たしてどちらが正解なのか、私には良くわかりませんが、少なくともタロット占いはインスピレーションを大切にする占いですから、占い師さんに占っていただく場合には、その方の解釈やインスピレーションにまかせるのが良いかと思います。

タロット占いの初歩の初歩を扱うここでは、とりあえず正位置と逆位置に意味の違いがあるということを基本にしながら、タロットカードについて学んでいきたいと考えています。

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