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なぜ風水がこんなに広まったのか?

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今日では風水の存在というのはほぼ80-90%近くの割合で認知されてきています。風水を使った開運、仕事運UP、勉強運UP、恋愛運UP、健康運UP等様々な目的で使用されています。

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なぜここまでに風水の存在が広まってきたのでしょうか?これは宗教的な面を持っているのでしょうか?信者を集い、風水ビジネスを確立させる為に出来たのでしょうか?


風水の始まりはおよそ6,000年前

風水の始まりはおよそ6,000年前と言われています。この6,000年の歴史を持つ風水、先人たちは皆、長い歴史の中で環境について(主に地理)統計を取ってきたのです。その統計に基づいた環境・自然・見えない力の動きの流れが風水として確立してきたわけです。

ある有名な風水師がこんなことを言っていました。

「気は風に乗ずれば散じ、水に界てられれば即ち止まる。故人はこれをあつめて散ぜしめず、これを行いて止めるあり。ゆえに、この術を風と水、すなわち風水という。」

郭璞(かくはく)という有名な風水師だそうです。

風水と言うのは気を操ります。その気の流れを風を使ってコントロールし、水を使ってその気を留めるという解釈です。

風水の始まりは誰もがご存じのとおり中国から始まりました。それが今では世界に広まっています。欧米では風水の力を科学的に証明しようという機関すらできているのですから風水の未知の力は計りしれません。

なぜ海外に広まったのかご存知ですか?中国では毛沢東の時代に文化大革命(1966-1977年)が起こりました。

その時に死者が4,000万人以上でたのです。その時に新しい文化と取り入れようとしていた毛沢東はそれまでに広く普及をし始めていた風水を厳しく取り締まったのです。

風水師は投獄、風水に関する書物は焼かれ、徹底的に風水を中国から抹殺しようとしたわけですね。その時に風水書が海外に持ち出されたり、風水師が海外に移り住んだことをきっかけに海外へ波及し始めたと言われています。

もちろん、日本や近隣の東南アジア諸国にはその前から風水が伝来していたわけなのですが、その当時はあまり信憑性が薄いと言いますか、急速に普及することはなかったのです。

このような形で風水が世界に名だたる環境学と統計学を代表する神秘の術として広まったわけです。日本は欧米文化を真似たり、取り入れたりする風習がありますから、「アメリカがそこまで風水と言う物に力を入れるのなら信じられるかもしれない!」といった要素も含んでいたのかもしれませんね。

もしも中国で文化大革命が起こらなかったら風水は世界に普及することはなく、そのままあまり普及してなかったかもしれません。

ただ前述したとおり、4,000万人以上の死者の犠牲を伴ったわけですから、もちろん良かったとは口が裂けても言えません。

ちなみに、皮肉なことに毛沢東の先祖は元々風水師だったそうです。毛沢東はその先祖の歴史を知っていたのでしょうか?疑問が残りますが、先祖を大事にしない家系はいずれは滅びるのです。

以上、簡単に風水の歴史を見てきました。いきなり毛沢東とか出てきたので歴史の勉強をしているような気分になってしまったのではないかと恐縮しております。しかし歴史を知らずに物の本質を見ることは難しいのです。知ることを楽しんで、風水の知識を吸収していきましょう♪

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カテゴリ: 風水

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