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宝石としてのルチルクォーツ:ジュエリー業界も注目するパワーストーン

ルチルクォーツ
 
最近ルチルクオーツが宝石としての評価をされ始めております。

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貴石と半貴石という言葉が石業界では二分化されておりますが、この二つをもっとわかりやすく説明すると、宝石と天然石と言う形で言うともっとわかりやすいかと思います。

 

宝石レベルの天然石ルチルクォーツ

宝石ももともとは天然石の一部ですが、ダイヤモンドのような誰がどう考えても宝石だというもの、もしくはタイガーアイのような、だれがどう考えても天然石だというもの。
今まではこの二つでしっかりと分けられておりましたが、最近、天然石の中でもこれは宝石レベルだと言われるものがでてきております。

これの一つがルチルクオーツです。

また、もともと宝石としてのイメージが根強い、サファイア、エメラルド、ルビーなども実は天然石、いわゆる半貴石としても販売されていて、宝石レベルになるものはなかなか買うことができないものでも、パワーストーンショップで販売されているような、いわゆる半貴石としてのサファイア、エメラルド、ルビーなどならばもっと身近に感じることができるようになっております。

 

貴石と半貴石

宝石=貴石としてのイメージが強い、サファイア、エメラルド、ルビーなどに対して、天然石=半貴石としてのイメージが強いルチルクオーツ、どちらが価値があるとは正直いいきることはできませんね。

ですが、確実に言えることは、ルチルクオーツにも宝石レベルのものもあれば、サファイア、エメラルド、ルビーなどにも、半貴石レベルのものもあるということです。

その石の最高級レベルの質を見たときに、それを宝石として呼んでもいいレベルなのかという基準がその石の評価を大きく左右するような気がします。

 

宝石の定義

その基準や評価をしていく際に必ず知っておかなければならない3つのことがあります。
それは宝石と呼ぶ為の定義です。

皆さんは宝石の定義をご存知でしょうか?

宝石の定義とは、3つに分けられるといわれており、一つは見た目が美しいかどうか、二つ目は希少性があるものかどうか、そして3つ目は耐久性があるかどうかだと言われています。

その観点から考えると結構いろいろな天然石が宝石といえるのではないかと思えるのは私だけではないと思います。

3つだけの定義で考えると、多くが宝石に属すことができるということになり、なかなか石の名前だけでわけるのが難しいことがわかります。

その分けるのが難しい石の代表がルチルクオーツだと思います。

 

宝石の条件を満たすルチルクォーツ

ダイヤモンドはすべてが宝石と言える格式高い名称のものになります。

そしてタイガーアイは天然石としての知名度は抜群ですが、いくら品質が高くても宝石と呼ぶには程遠いものだと思います。

ですがどうでしょう、ルチルクオーツを考えた時に、品質の低いものは当然天然石として分類されておかしくありませんし、疑いもしないのですが、品質の高いものを見たときに、その分類を疑いたくなるほどの美しさと、これは今後なかなか見つけることができないと思えるほど希少性を高く感じさせてくれるのです。

そして、耐久性も硬度7ということで、ダイヤモンドほどではないにしても、とても高い硬度を持つ石になります。

そう考えると宝石といっても過言ではないと思えるのです。

 

注目が集まるルチルのルース(裸石)

そして最近では、ジュエリー業界の超有名会社がルチルクオーツに注目しているという話も聞き、今後ルースと言われる裸石がもっとも注目されるであろうと予想されているのです。

品質の高いルチルクオーツは近年なかなか量産することが出来ないでおり、一般的に一番人気の高いブレスレットはルチルの使用面積が高く、良質なルチルのみでブレスレットを作るには、一つの原石からでは難しく、時間をかけて1本のブレスレットにするのが、精一杯のようです。

その為、小粒でさらに宝石としてもプロデュースしやすいルースは、今一番最高級なルチルだと考えられているのです。

面積が狭い為、ブレスレットにすると不純物が混入してしまいがちですが、ルースにすると、その悩みは解消できます。

光輝くルチル本来の美しさを表すには、今最もルースがよいとされていることには私も賛同致します。

そのルースを18金やプラチナなどの金属枠で加工し、ダイヤモンドなどを散りばめた指輪、ペンダント、ネックレスなども、宝石業界でいえば、悩む問題ではありません。

 

美しさもパワーストーンとしての価値も抜群のルチルクォーツ

今でもそうですが、ルチルクオーツはパワーストーンの代表的な半貴石であり、その人気の理由はなんといっても、その意味です。

金の線が水晶内部に内包されているということから、金針水晶や金線水晶と言われており、その見た目から、ルチルクオーツを持つと、金(お金)に困らない、お金が入ってくる、経済的に豊かになれるなど、人間が生きていく上で少なからず必要なお金の運気を高めてくれるという言い伝えがある石なのです。

その、お守り要素が強く浸透しているルチルクオーツと、宝石として常にトップクラスに君臨するダイヤモンド、そして、金属枠で言えば、18金、24金、プラチナなど、本物を追求する最高のステイタスをもたらしてくれる、枠で製作したアクセサリーが流行らないわけはないと思います。

きっと今後世の中にどんどんルチルクオーツが、パワーストーンという枠を飛び出し、宝石として進出していくことになると私は予想しております。

ルチル本来の美しさと希少性を考えると、本物志向の方々には、お守りとしてのルチルプラスαの要素として、さらに高級感を表現した宝石ルチルが流行りそうです。

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この記事は当ブログのライター「ねみねみ」が書きました。

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