ルチルクォーツ:品質を見極める3つのポイントと価格交渉のコツ
金運に良い石として、ルチルクォーツをいう石をご紹介しておりますが、天然石を購入する際に多くの疑問が湧いてくると思います。
私も購入する際にいくつもの疑問がわくのですが、その中で、ルチルクォーツを選ぶ時の品質の違いがよくわからないことがありました。
今では、わからないことはないのですが、当時ルチルクォーツを知り始めのころは、一体どれが品質が高くて価値のあるもので、どれが一体粗悪なものなのかわかりませんでした。
きっとほとんど方が通る道だと思いますので、少しでも参考になればと思い、書かせて戴きます。
ルチルクォーツの見極め方
(1)透明度の高さ
まずこれはご存知だと思いますが、ルチルクォーツはクォーツと言われるように水晶系の仲間に分類される石になります。
その為、水晶のクリア感、透明度は低いよりも高いほうが品質の高いルチルクォーツと言えます。
まず透明度で選ばれる方は、自分がルチルを見たときに、このルチルは透明度が高いルチルなのか、それとも低いルチルなのか、自分自身の美的センスで構いませんので、どちらに分類できるか考えてみてください。
針の太さ
次に針の太さです。
ルチルの針は細いものから、太いものまで様々ありますが、
高品質ルチルというよりも、金額的な要素で高値がつくのは、太い金針が入っているほうのルチルになります。
また針の輝き自体も細いものよりも太いもののほうが、太陽の光の影響なども受けやすいため、輝きます。
ここまで見ていくと、透明感があり、太い金針が入っているほうが高品質なルチルということがお解りいただけると思います。
針の入る方向
さらに針の入り具合も重要で無造作に水晶内部をかけめぐっているルチルよりも、一定方向にむいているルチルのほうが高品質なルチルと言えます。この一定方向に入るルチルのことをキャッツアイルチルと言います。
透明感があり、太い針があり、その針が一定方向にむいている、この3点が完璧なまでに揃った場合、市場的価値は100万円を超えていておかしくないのが現在のルチルクォーツの市場的評価になります。
あなたは透明感、針の太さ、針の入り具合、どのタイプで選びますか?
それとも総合的なバランスで選ばれますか?
このような問いかけになるかと思います。
最終的には直感や好みで選ぶ
私は出来ることなら全てを兼ね備えているルチルが欲しいと思っておりますが、なかなかそのような超一級品は見つかりません。
ないないと思っている間にどんどん価格は高騰してきておりますので、どのタイミングで自分用のとっておきの1本を購入するのかわからなくなってきたくらいです。
上記3点の選ぶポイントのなかで、自分自身が透明感があると思えばありますし、太い針と思えば、太い金針だと思いますので、最後に直感や自分の好みに分かれるのかなと思います。
自分自身のルチルを選ぶ指標を見つけ、これからどんどんお好きなルチルを集めていって頂ければと思います。
グレード評価はお店の主観による
また、商品についている、AAAAA、AAAA、AAA、AA、Aなどの5段階評価はそのお店独自の評価になりますので、もしそのお店にグレードを付けている責任者の方などがいらっしゃれば、どこがどうでAAAAAなのかなど聞いてみるといいと思います。
その店舗ではAAAAAでも他のお店ではAAAと評価されることなどしょっちゅうあることですので、惑わされないように気を付けてくださいね。
すべては自分がこれは自分好みでいいと思えるものなのか、またそれが自分の予算内のものなか、ちょっと頑張れば買えそうなものなのか、あなた自身が選ぶ出来ポイント、基準を明確にして選ばれることをお勧めします。
ルチルクォーツの購入の仕方
もし見ていく中で、あなたの、イメージに合うルチルとご予算のものが、そのお店に無い場合、無理して買うよりは別のお店をみていったほうがいい出会いがあるかもしれません。
大体の場合、金額的に合わない場合が多くあると思いますので、専門店など、ルチルに絶対的な自信を持っているお店のほうがいいものを安く見つけてくれるかもしれません。
お値段を気にされない場合は別ですが、もしお値段を気にしながら、いいものを探されている場合は、コレクター体質の強いお店は必ずと言っていいほど高額です。
高い金額を出してくれる人がでるまで売らなくてもいいと思っているケースが多いので、お値段交渉にも応じてくれません。
闇雲な値引き交渉は逆効果に
また、安く買いたい場合は、ただ安くしてほしいなどといってもかえって逆効果になります。
何事もそうですが、知識を付けて、しっかり調べて、そのお値段が理解できるという姿勢を表した上で、どうしても欲しいけど予算が足りない、だからなのとかお値引きをお願いできないかという交渉の仕方をされたほうがいいと思います。
お店の方もただ安くして欲しいと言われて、はいわかりましたということにはなりません。
しっかりあなたの、このルチルが欲しいという熱意を伝えましょう。
そうすれば、気持ちを動かせるかもしれません。
石好きということにはお互い変わりないのですからね。