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花瓶を空にしてはいけない?物と風水

風水と花瓶

 

風水の中に「花瓶を空にしておくと、良くない」という説があります。

その言葉をただ表面的に受け取り、災いを避けるために慌てて花を生けるのではなく、そのような説が生まれるに至った経緯や、本質について考える必要があるのではないかと思います。

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風水は理想的な環境を作るための慣わし

風水は、その家に住む人や、動植物にとって、理想的な環境を作り上げるための慣わしであると言えますが、家具やインテリアや洋服など、人間の暮らしを豊かにしてくれる「モノ」にとっても、理想的な環境を作ってあげることは大切ですよね。

それは、単純に「電化製品を湿度の高いところに置かない」というように、機能を守る意味での環境ということではなく、この世に生まれてきた時に与えられた「お役目」を生き生きと果たしているかどうか、という観点の話が関係してくると思います。

 

 

花瓶の気持ちになって考えてみる

花瓶に気持ちがあるのだとしたら、おそらく「美しい花を生けてもらいたい」と思っているはずですよね。
それなのに、カラッポの状態で置いてあったり、暗いところへ無造作にしまわれていると、「あぁ…残念だなぁ」「悲しいなぁ」というオーラを、微量ながらも発するのではないかと思います。

 

物が発する悲しいオーラが家中に溢れていませんか?

可愛らしい顔をしているのに、クローゼットにしまわれているぬいぐるみ。凝ったデザインをしているのに、何年も袖を通してもらっていない洋服。色を塗らせてもらえない色鉛筆。弾いてもらえないピアノなどなど。
「残念…」「悲しい…」「もっと頑張れるのに…」家の中がそんな「モノ」達の溜め息で満ち溢れているかも知れないなんて考え出したら、ちょっと胸が痛くなってきます。
一つ一つのモノと向き合い、自分の家へ招き入れた時の気持ちを思い出さなければという気持ちになってきますよね。

多少遠回りに思えても、部屋の中にあるカラッポの花瓶に花を生けてあげたり、読んでいない本を開いてあげてみると、何かが変わるかも知れませんね。

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この記事は当ブログのライター「sunawa」が書きました。

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