「霊感」は神や仏が示す感応や啓示、あるいは芸術家の霊感のように理屈では説明できない「ひらめき」といったことにも使われますが、私たちがこの言葉を使う場合には漢字のとおり霊的なものを感じる、あるいはそれが見えるというのが一般的ではないでしょうか …
「霊感」という言葉があります。よく、私は霊感が強いのですぐに感じるとか、霊感はないから見えたことがない、といった会話がごく普通に交わされています。 それでは、この霊感というものは、いったい何なのでしょうか? 霊感 …
江戸時代の浮世草子・人形浄瑠璃の作者、井原西鶴の作品に「好色五人女」があります。この浮世草子は5人の女性の物語で、「お夏清十郎」や「八百屋お七」などをご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。 人魚の肉は定番 …
「八百比丘尼(やおびくに)」伝説の謎を考えるうえで忘れてならないのは、不老不死となった娘が食べたという人魚についてです。 人魚と言えば洋の東西を問わず世界中に伝承や物語のある伝説の生物ですが、ヨーロッパの人魚と東洋、特に日本の人魚には大きく …
「八百比丘尼(やおびくに)」伝説は、若狭国(福井県)を拠点として日本海を辿って北は青森県の西津軽郡まで、また約八割を占める東日本を中心に全国28都府県121ヵ所にも及ぶそうです。 なぜこれほどまでに、日本の各所に広がって八百比丘尼伝説が伝わ …
福島県の喜多方市の「金川寺」に伝えられる「八百比丘尼(やおびくに)」伝説は、一般に良く知られるものとは違いました。漁師か漁師の長者の娘ではなく、渡来氏族で聖徳太子の側近として活躍した秦河勝の孫の秦勝道の娘の「千代姫」。食べたのは人魚の肉では …
人魚の肉を食べて不老不死となった「八百比丘尼(やおびくに)」は、もとはたいてい漁師か漁師の長者の娘です。また、八百比丘尼伝説の中心である若狭国(福井県)をはじめ、北は青森の西津軽郡から佐渡島、西は長門国(山口県)の青海島まで、日本海を繋ぐ大 …