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四次元の存在は宇宙空間の構造で証明できる?

uchuu
 
20世紀に活躍した、人類史上最大最強ともいわれている天才物理学者、アインシュタインが提唱した特殊相対性理論は、四次元や宇宙空間が存在している根拠として、現代の世の中で、半ば常識として信じられています。

とはいえ他の「常識的な事象」とは違い、四次元も宇宙空間も、実際に見たり触ったりして、人間が感覚として存在を確かめることができるものではありません。

しかしアインシュタインは、「四軸の世界に質力という要素がかかれば、時空(つまり四次元や宇宙空間)の歪みが起こる」ことを、20世紀の時点で予言していました。その「時空の歪み」を、NASAの人工衛星が観測したそうです。

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論理の世界が物理の世界に変わる可能性

2011年のNASAの発表によると、人間でも視認可能な夜空に輝く星の場所、具体的には地球から見た星の方角が、1年あたり9万分の1という低い割合で変化していることを、NASAの人工衛星によって確認した、というのです。

星が見える方角の変化は、星が生き物でもない限り、意図して起こしている可能性は低く、先にお話したアインシュタインの特殊相対性理論と、「質量によって時空の歪みが生じる」という説を前提とすれば、物理的かつ自然現象的な事由で発生している可能性がかなり高い、と考えられます。

「質量による時空の歪み」を、もう少しわかりやすく解説すると、「地球より重力の弱い空間では、地球より速く時間が進む」ということと関連していて、空間と時間と質量=重さによって、なんらか物理的に捉えることのできる事象が姿を現す、ということです。論理の世界が物理の世界に変わる瞬間が、現実に期待できるということです。

 

ブラックホールと四次元の共通点

アインシュタインが残した予言のうち、「重力波」という予言はまだ観測されていないのですが、これは「空間で起こった時空の歪みが、光速のスピードで他の場所に伝わるための概念」だそうです。

こういった未知の概念や四次元、宇宙空間、さらには宇宙空間では起こっているが、地球上での再現実験が実現できていないという「ブラックホール」現象も、「時空が歪む際にトリガーとなっている重力や質量」と、大きく関係していることがわかっています。

さらに、四次元と宇宙空間の構成が同一であるならば、四次元空間というものも存在しているとして、質量や重力によって時間と空間に歪みを生じさせることで、人間にも認識できる、物理的な事象になりうるのかもしれません。

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カテゴリ: その他

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