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四次元とパラレルワールドの共通点

ジンクス
 
四次元とパラレルワールドは、一般的には「SFの世界で成立している、あくまでも想像上の世界」である、と考えられています。

これらの概念をよく知らない方々からすると、「想像上の世界である」と断定的に考えてしまうのも、無理はありません。なぜならば、科学技術が進歩したこんにちの世界においても、この両者が物理的に実在していることを、人々が触れたり感じたりできる世界において、立証できていないからです。

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さらにいえば、四次元は「決して交わることのない、次元という概念が重層的に存在している」ことに対して、パラレルワールドは、「重層的なところは四次元と同じであるが、次元としては同一であり、選択や偶然によって、無限に生み出されている結果の世界」という、大きな違いがあります。

そうなると、両者はまったく違った概念というようにも見えるのですが、必ずしもそうではありません。

 

四次元とパラレルワールドの共通点

四次元とパラレルワールドに共通しているところは、まずは両者ともに「SFで取り上げられることの多い事象であり、かつ物理的には存在を確認できていない事象」である、ということがいえます。

しかし一方で、学問の世界、具体的には物理学や量子力学、そこから派生して生まれた超弦理論などにおいて、両者はともに同じような考え方をベースに、「論理的には存在しうるもの」として、捉えられているのです。

 

ビッグバンやブラックホールと同じような存在

四次元やパラレルワールドの他にも、まだまだ全貌が確認できていない事象としては、宇宙空間や宇宙全体の捉え方、というものがありますが、その宇宙で起こっているとされているビッグバンやブラックホールも、理論的には説明できても、物理的に再現してみせることは、現段階ではできていません。

とはいえ例えばブラックホールは、物理的な原因によって再現できていない(超巨大な実験装置が必要)ので、宇宙空間を行き来することが容易になった世界においては、再現できる可能性はありそうです。

同様に、四次元やパラレルワールドについても、論理的な説明は、十分なされているといえる領域であり、物理的な制約が解消されれば、現実世界において物理的に再現できる余地を残しています。それはあたかも、プロスポーツやテストなど、結果が出た後に行われる解説のようなもので、「結果が出たからこそいえることが、結果が出る前に絶対に選択されなかったとは断言はできない」ものなのです。

可能性という意味では、四次元もパラレルワールドも、いずれは全貌の解明がなされるのかもしれません。

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カテゴリ: その他

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