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チャネリング:外向き?内向き?チャネリングの秘密

チャネリング

キリスト教に代表される、欧米の宗教では、神の概念や奇跡、天使、預言など、チャネリング、つまり「何らかの存在との交信」につながるキーワードがいくつも出てきます。
このためチャネリングという概念は、特に欧米人と親和性が高いものなのですが、無宗教や無神論者といわれることの多い日本でも、チャネリングに関する関心は、近年高まってきています。
ところでチャネリングでつながるという「何らかの存在」とは、巷でいうように「神」や「アカシックレコード」なのでしょうか。
それとも自分自身なのでしょうか。
ここでは、チャネリングの正体について、いくつかの仮説を設定しながら、考察していきます。

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直感とチャネリング

チャネリングをおこなう際、トランス状態であったり、瞑想状態であったり、はたまた「超自然体」であったり、とにかく一般的に認知されている「日常の状態」とは一線を画したシチュエーションが要求されているような主張が多いものです。

このことは、チャネリングの本質をとらえるための、ヒントに成り得ています。
なぜならばチャネリング、言い換えれば「なんらかの記憶や記録、霊、神などが存在する前提で、そのいずれかの対象との交信行為」は、必ず個々人の感覚的な世界の中でおこなわれるものだからです。

もう少しかみ砕いていえば、あくまでも「個人的に集中した状態」や、「個人的に解放された状態」というものが、チャネリングの前提条件となっています。

チャネリングに近い概念としてよく引き合いに出されるのが、「直感」です。
ひらめきや直感というものと、「神の啓示」は、混同されることも多い事象です。
キリスト教における「預言者」や、近年になって何人か登場している「予言者」も、なんらかの力、または第三者の思想や記憶の語り部として位置づけられてはいますが、彼または彼女の言動や表現は、あくまでも本人の主体的能動的な判断に基づいている、といえます。

 

内から湧き出る情報とは

このことからもわかるとおり、預言者や予言者がいうところの「チャネリングによってつながっているとされる、なんらかの存在」は、実は自分自身の「内なる世界」である可能性もあります。
確率的にいえば、チャネリングの対象が「個人的な内なる世界」であることと、「神やアカシックレコードが実在していて、チャネリングによってその何らかと交信している」ことは、半々で可能性があるのです。
ここで必要となってくるものが、科学的に立証すること、つまり「複数の客観的な第三者がみても、大半は納得できるような仮説検証結果を提示する」、というアプローチです。

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カテゴリ: その他

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