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チャネリングとは何か?実生活に活かすための前知識

チャネリング

チャネリングという聞きなれないキーワードのついて、ご存じない方もたくさんいらっしゃると思います。
しかし中には、チャネリングが持つ、神秘的で霊的な響きから、なんとなく興味をもったり、印象に残ったりしているような方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、チャネリングというものは何なのか、実生活の中で活用することはできるのか、というところをご紹介していきます。

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自己を超えた存在との交信

チャネリングというキーワードの発祥は、1970年代のアメリカの作家であるジェーン・ロバーツと、彼女の夫である、詩人で画家のロバート・バッツが発表した「セスは語る(原題は「seth speaks」)という著書である、という説が有力です。

この説は、のちにこの著書や、著書から生まれたチャネリングという概念自体を追究した人物である、カナダはトロント出身の、奇術師にして20世紀最大の懐疑論者として有名な、ジェームズ・ランディによって提唱された、といわれています(ジェームズ・ランディの功績や、チャネリングやニューエイジといった神秘主義に対するアプローチなどは、別の機会に詳しくご紹介します)。

「セスは語る」によると、著者であるロバート夫妻が、自分たち自身ではない「何か」との交信を通じて得た情報について、「セス」という「何らかの存在」を情報の発信元として定義し、「セス」との交信行為を「チャネリング」と位置付けています。
簡単に述べますと、「セス」という存在が発信している情報を、「チャネリング」という手段で得る、という事象を指しています。

 

自動書記や口述筆記による可視化

チャネリングは英語の言葉なのですが、元の意味は「水路を開く」、「運河を開削する」、「~に向ける」といった内容であり、別の場所にある水を、自分たちがいる場所に引き入れるための手段、といったような意味合いであったようです。

このことからもチャネリングは、情報や能力そのものというよりも、手段を指したキーワードであることがうかがえます。
「セスは語る」では、「セス」という存在(肉体を持たない霊的な存在、もしくは神や宇宙、アカシックレコードなどの、概念的な存在として定義されています)が保持している情報を、チャネリングを通じて著書に残すということを実現している、としています。

そして、チャネリングの具体的な方法として、ウィジャボードと呼ばれる降霊術に用いる文字盤(日本でも「こっくりさん」や「キューピットさん」など、文字盤やコインを使った降霊術的なゲームが昔から存在していますが、ウィジャボードはそれらのルーツとなった、欧米のゲーム版がもとになっている、とのことです)を使用したり、第三者がトランス状態になった状態での口述筆記であったりと、いくつかの方法が確認されています。

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カテゴリ: その他

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