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【アカシックレコード】エドガー・ケイシーとライフ・リーディング

アカシックレコード

19世紀頃のアメリカに、アカシックレコードに通じる「」という手法で、数々の予言をおこなっていったというエドガー・ケイシーは、40代で神智学の識者と出会うまでは、敬虔なクリスチャンであった、といいます。
その彼が、自身の不思議な体験を経由して、45歳で神智学と出会い、大きく人生の方向を変えていきます。

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キーマンはアーサー・ラマース

45歳の時に出会った識者の名をアーサー・ラマースといい、彼との出会いで「ライフ・リーディング」を始めることになります。
エドガー・ケイシーは、ラマースと出会う前までは、もっぱら催眠状態でのアカシック・リーディングを、自分自身や近しい親族の体調不良に対しておこなっていたのですが、ラマースと出会って以降は、アカシック・リーディングの使用範囲を大きく広げ、病気治療だけではなく、「ライフ・リーディング」とも呼ばれる、あらゆる事象に対するコメントに昇華していったのです。

 

輪廻転生説を唱える

近代キリスト教では、輪廻転生という概念は、明確に否定されています。
幼年期には聖職者を目指していたというエドガー・ケイシーは、中年期になるまで敬虔なクリスチャンとして暮らしてきました。
ところが、ライフ・リーディングを始めたころに、例によってアカシック・リーディングをおこなった際に、クリスチャンとしての自身が否定しているはずの輪廻転生を肯定する発言をしています。

これには本人も大変なショックを覚えたようですが、彼はこれを受け入れ、以降はキリスト教会からは「異端」とも分類されるような道を歩んでいくことになります。

 

潜在意識の中にアカシックレコードが存在した?

通常人間が催眠状態で発する言葉は、潜在意識の中に存在する何らかの想念から発生する、と考えられているのですが、その法則に則れば、エドガー・ケイシーがおこなっていたライフ・リーディングも、彼自身の潜在意識、つまり「なんらかの私的な記憶や感情の蓄積から発せられる、属人的で限定的なもの」であるはずです。

しかしエドガー・ケイシーの場合は、(その数は正確ではないものの)およそ14000人もの人々に対してライフ・リーディングをおこない、他者の私的な記憶をも言い当てた、といいますから、単なる個人の潜在意識ではかたづけられないところがあります。

彼に場合には、いわゆるアカシックレコードが、彼自身の潜在意識の中に存在していた、という見方をすることができます。
エドガー・ケイシーの体験のメカニズムについての、科学的な究明が待たれるところです。

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カテゴリ: その他

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