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【アカシックレコード】実際に残っている記録はあるのか?

アカシックレコード

19世紀頃に使われ始めたアカシックレコードという概念は、神智学の始祖のひとりといわれる、ロシアのヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーと、同じく神智学の教会に属していたという、オーストリアのルドルフ・シュタイナーが最初に発見した、といわれています。

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実際に残っている記録

神智学とアカシックレコードの概念は、当時非常に厳格な規律を民衆に強いていたというキリスト教会に対して、批判的な人々からの支持を集め、次第に市民権を得ていった、といわれています。
アカシックレコードの概念の提唱者のひとりであるヘレナ・ペトロヴナ・ブラヴァツキーは、19世紀当時、伝説の大陸であるアトランティスと、アカシックレコードの関連性について述べていた、という記録が残っています。

 

伝説の大陸アトランティス

ブラヴァツキーが述べているアトランティスとは、大昔に海中に沈んだとされる、伝説の大陸の名称です。
もっとも古い記録としては、紀元前4~5世紀頃の古代ギリシャの哲学者プラトンの著書、「ティマイオス」と「クリティアス」の中で、神の怒りに触れて海中に沈んだアトランティス大陸について、記載している部分があります。

アトランティスは、紀元前4~5世紀時点ですでに「伝説の大陸」であったことから、実在していればそれよりはるか以前に存在していたということになります。

通説では、古代ギリシャやエジプト、メソポタミア文明などが「人類最初の文明」である、とされていますが、もしアトランティスが存在していたのならば、もうひとつ、大きな文明が栄えていたことになります。
ブラヴァツキーは、「古代アトランティスには聖典がある」、と主張していました。

聖典は「ジャーンの書」という名称で、ブラヴァツキーはこの聖典の存在を、「アーカーシャの記録(つまりアカシックレコード)にアクセスして取得できた」、と述べています。

 

世界最古の写本とアカシックレコード

一般的に信じられている「世界最古の文書」の一例として、死海文書があります。
この文書は1947年頃に、パレスチナの死海近くのヒルベト・クムラン遺跡で発見された旧約聖書関連の写本で、紀元前250年頃から紀元前20年頃に作成されたもの、といわれています。

ブラヴァツキーが主張する「ジューンの書」が実在するとすれば、さらにそれよりも古い、歴史的な文書といえる存在になりうるものです。
ブラヴァツキーは自身の著書「シークレット・ドクトリン」の中で、世界のさまざまな聖典の内容を引用していますが、「ジューンの書」からの引用もおこなっています。

「ジューンの書」は物理的には存在していないが、万物が記録されているアカシックレコードには、その内容がしっかり残っている、というのがブラヴァツキーの主張です。

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カテゴリ: その他

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