実践!第三の目を覚醒させるために効果的な方法とは?!
「いま自分は幸福である」という精神的な実感や、「ぐっすり眠ることができる」という肉体的な幸福感は、いずれも脳の松果体、つまり現代の人類において既に退化してしまった「第三の目」が大きく関係しています。
第三の目を活性化させるためにまずすべきことは、「ありのままの自分と向き合い、受け入れる」ことなのですが、これがなかなか難しいことかと思います。
しかし、最初のステップはいたって簡単であり、その先に「必要十分な幸福感」があるとすれば、試してみる価値はありそうです。
深呼吸や軽い体操が有効
「ありのままの自分と向き合う」ということは、突き詰めると「自分自身の行動のもとになっている思想を明確にする」ということに他なりません。たとえば、仕事で失敗したり対人関係で思うようにいかなかった場合に、多くの人は自分自身ではなく他者に対して原因を求めます。
なぜならばその方が手っ取り早く、とりあえず早期に結論を得ることができ、かつ自分自身のアクションを伴わせる必要がなくなる(要は「自分がラクができる)からです。言い換えれば、この状態こそが、「第三の目が完全に失われている状態」である、ともいえます。
このような状態から脱却し、「ありのままの自分と向き合う」ための手軽な方法として、実は「深呼吸や軽い体操」が有効なのです。これは、人間の幸福感が、究極的には「健康であること(=個としては死が遠ざかる、種としては種族全体が存続していくこと)」に依存しているからなのです。
人間も究極的には、一つの生物であり、本能的な部分は、誰しも無意識加で持っているもの、といえます。それ故に、肉体的に健康な状態を作り出すことは、非常に有効なのです。
重要なのは持続していくこと
呼吸法はいたって簡単で、一日3分程度の時間が取れれば、誰にでも実施することができます。
リラックスした状態で、まず5~8秒間程度息を吸い込み、同程度の時間、息を止めます。そして、やはり5~8秒間(心の中で同程度の時間をカウントしながらおこないます)かけて、ゆっくり息を吐きだします。
これを朝晩1~2セットおこなうことを持続するだけで、「本当の自分と向き合う」ことが始められ、ひいては「第三の目の活性化を進める」ことができるのです。
このアクションは、「日々持続させる」というところが重要です(第三の目の覚醒は、徐々に進んでいくもの、とイメージしてください)。
さらに「幸福感」というものは、笑顔を作ることでも生成されます。松果体は、顔が笑顔であると「幸福である」との錯覚を起こす、といわれています。先ほどの呼吸法に加えて、「笑顔の表情を数秒間作る、というアクションを、2~3回おこなう」、ということも日々のアクション取り入れれば、より有効です。
第三の目の活性化の入り口としては、たったこれだけのことなのですが、その先の効果(第三の目の覚醒)は、大いに期待できるのです。