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負のチカラ「ネガティブエネルギー」とは何か?

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「ネガティブエネルギー」というキーワードが、スピリチュアルやサイキックの領域で使用され始めて、かなりの期間が経過しています。このキーワードは、以前よりは大分一般にも浸透してきているのですが、まだまだその本当の意味は、広く知られているとは言えない状況です。

「ネガティブ=否定的、消極的」という言葉が使われていることからもわかるように、ネガティブエネルギーとは、あまり好ましくないようなものに感じられます。ネガティブエネルギーとは、何なのでしょうか。そしてこれは、どのように扱っていくのが妥当なのでしょうか。ここでは、ネガティブエネルギーを取り扱うための前知識を、ご紹介していきます。

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仕事をする能力や力こそがエネルギー

まずネガティブエネルギーというキーワードの、後半を占めている「エネルギー」という言葉の意味から考えていきましょう。辞書で調べると、「仕事をするための能力、ちから」とあります。また、この意味が転じて、「物事を成し遂げる気力や活力」も、エネルギーと表現されているようです。狭義においては、物理的な資源、例えば石油や原子力などが、いわゆるエネルギーとして提示されていることもありますが、概ねエネルギーとは、「何らかの力」を指しているようです。

かつて、自転説を唱えたガリレオ・ガリレイ(17世紀頃のイタリアの物理学者・天文学者にして哲学者)は、釘を打つ際に、軽い木槌で打っても釘が木材に入っていくのに、木槌よりもずっと重い石を乗せただけでは、釘が木材に入っていかないという事象を見て、「木槌を打つ際に、木槌と石という、物理的な存在以外に、なんらかの事象が働いている」と考えました。これが、エネルギーであったわけです。ちなみに英語読みの「エナジー」と「エネルギー」は、同じ意味です。

 

否定的、後ろ向きなネガティブという言葉

これまで説明したエネルギーに、ネガティブという言葉が付加されたのが「ネガティブエネルギー」というキーワードなのですが、そのまま直訳すると、「消極的、否定的な力、能力」ということになります。なんとも後ろ向きといいますか、否定的な響きを持ってしまっている言葉なのですが、サイキックやスピリチュアルで取り沙汰されているネガティブエネルギーとは、まさに日本語訳した時のイメージそのものの「否定的な力」に他なりません。

言葉のイメージのとおり、よい意味で使われることはまずないキーワードなのですが、ネガティブエネルギーは、実は日常生活において、いとも簡単に発生してしまうものなのです。

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カテゴリ: その他

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