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天才の頭脳の仕組みから第六感は解明できる?

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目で見たり耳で聞いたり、皮膚で感じたり、といった、人間としてあらかじめ備わっていて、誰もがその存在を疑っていない「五感」と比較して、「第六感」というものは、勘や思い込みよりも少し進んだ「能力」であると、多くの人が信じているようです。

しかし「第六感」は、ややもすると、半ば「超能力」や「霊感」といった、オカルティックな領域として語られてしまうことも非常に多いものです。

とはいえ、いわゆる「第六感」に近い能力を、社会的に認知された状態で日常的に駆使しているような人間といいますか、むしろ「職業」も存在しています。それは、「頭を使うプロ」達です。

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世に言う「天才」と「第六感」

「頭を使うプロ=職業」の人達というと、たとえば何かの分野の博士であるとか、現代における新技術の発明者、ノーベル賞などの権威ある賞の受賞対象者などが思い浮かびますが、実際にはもっと身近に、広い分野のさまざまな職業の方々が、「頭を使って」生業を得ています。

弁護士や税理士などのいわゆる士業や、コンサルタント、アナリストといった職業、専門的分野での講師なども含むことができますし、ある意味スポーツにおけるトップアスリートなども含まれる、といえます。

プロ野球選手やプロサッカー選手などは、「脳の働きと肉体の動きをダイナミックに連携させて、結果的に人智を超えるようなプレイ=結果を生み出す」ことで知られており、誰にでもできるものではない「天性の素質やセンス」といったものを備えている、と考えられています。

これらの人達は、単に肉体的な機能が秀でているだけではなく、脳の働きを含めて「天才」という評価を得ています。実はここに、「第六感」解明のヒントが隠されているのではないでしょうか。

 

将棋のプロの脳の働きを調べる?

肉体的な優位性をいったん排除して、脳の働きだけでプロとして活動している例を考えてみると、たとえば「将棋のプロ」は、まさに「脳の働きで勝負している」、といえます。

何時間も対局しますが、肉体的な動きはほとんどおこないません。しかし、常人には考えられないような打ち手を瞬時に打ち出したり、スーパーコンピュータとの対戦に打ち勝ったりといった例はたくさん見られますし、実際にプロの棋士にヒアリングを行った際には、記憶や計算によって次の一手を選択しているというよりも、「ふっと次の手が浮かぶ」といった表現で、打ち手の選択をあらわすような人が多く存在しているようです。

これは、何を意味しているのでしょうか。こういった事象を、脳の専門家がプロジェクトチームを立ち上げて、研究を進めるようなケースも多くなってきているようです。

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カテゴリ: その他

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