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人類は宇宙からやって来た?シュメール人と「宇宙論」

サイコメトリー
 
古代メソポタミア時代のシュメール人によって著されたギルガメシュ叙事詩にある、在位900年という王の話や、「神から(地球外とも読み取れます)文明がもたらされた」という記述には、未だ解明されていないシュメール人の出自の謎の解明につながるヒントがあるのではないか、と考えられます。

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アゼルバイジャンのゼカリア・シッチンの説

シュメール人の出自を含め、大昔の文明の発祥に関して、「古代宇宙飛行士説」を唱えている人物が存在していました、アゼルバイジャン共和国のゼガリア・シッチンという作家・経済評論家がその人で、1922年に生まれ、2010年に亡くなるまで、宇宙論と名付けられた独自の説を唱え続けていました。

彼の説によると、シュメール人はニビルという未知の惑星(古代メソポタミアのギルガメシュ叙事詩の記載に沿っています)からやってきて、数々の革新的な技術や文明を授けた、というスタンスを取っています。さらに、惑星ニビルはその恒星である月と衝突し、その影響でできた小惑星帯が、地球のもととなっている、と語っています。

 

他にも存在する「衝突する惑星」による宇宙論

彼以外にも、ロシアの古代史研究家であるイマヌエル・ヴェリコフスキーの「衝突する宇宙」の理論も、類似した説を唱えており、「シュメール人が宇宙人である」とする学者・識者が、世界中に存在していることがわかります。

こういった学説は、遺跡や歴史研究によって既に事実として認識されている史実とは真っ向から対立するため、学会や世論にて多くの軋轢を生んできたのも事実です。しかし彼らの「宇宙論」が完全に否定されきって、消滅するようなことは現在に至るまで起こっておらず、シュメール人の件を含めた「文明発祥の謎」が、未だ決着を見ていないことが見て取れます。

 

聖書や歴史書に手掛かりを求めて

彼ら「宇宙論」を展開していた研究科に共通しているのが、「聖書や歴史書に記載されている物語は、基本的に事実に基づいている」という考え方です。

彼らは、例えば聖書に登場するノアの大洪水やソドムとゴモラの物語、バベルの塔の逸話などは、すべて広い宇宙で起こっている何らかの衝突に端を発しているという仮説を唱えて、これらを立証するべく、物証や研究を重ねていました。一見荒唐無稽にも思えるこの取り組みですが、こういった事実は、シュメール人のエピソードが、未だ完全には着地できておらず、まだまだ研究の余地を残していることを示している、といえます。

地球上には現在も研究途上の土地や、立証できていない不思議な現象が多数存在しています。こういった事象についての仮説検証は、この先真実を見つけるためのトリガーになり続けることでしょう。

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カテゴリ: その他

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