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(前編)南米ボリビアのエル・フェルテ遺跡にあるUFO石とは何か

エル・フェルテ遺跡

 

南米は、時代にそぐわない物品、つまりオーパーツとして知られている遺跡や遺構が非常に多く伝えられています。
何千年の前の頭部の手術痕や、ナスカの地上絵をはじめとして、当地で1500年頃まで栄えていたというインカ文明よりもずっと以前から、現代においても解明されていない数々の謎の遺構や遺物が発見されています。
ボリビアにある、エル・フェルテ遺跡で確認されたというUFO石も、そんなオーパーツのひとつです。

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ボリビア多民族国が正式名称

通称であるボリビアは、正式名をボリビア多民族国といいます。
南米は南アフリカの共和国国家であり、面積は日本の約3倍ほどです。
紀元前1500年頃から、当地のチチカカ湖周辺に文明(または学術的には「文化」と表現することもあります)が出現した、といわれていますが、考古学的な研究は比較的詳細にはなされていないため、正確な史実はあまり知られていません。

 
発掘されているさまざまな遺構や遺跡により、紀元前1500年頃のチリパ文化、紀元前200年頃から西暦1150年頃まで続いたとされるティワナク文化などの文明が存在していた、と推測されています。
その後、アンデス文明を経て、1500年頃まで続いた近隣のインカ文明(現在のペルー地域)の文化圏に吸収され、インカ文明がスペインに征服されてからは、長く植民地としてアルト・ペルーと呼ばれていました。

 

 

紆余曲折の後、1825年に建国

その後、スペインの脆弱化などを背景に、周辺国が相次いで独立、紆余曲折を経て、1825年にはボリビア共和国として独立していますが、インカ文明以前の時代は、基本的に文字を持たない文化であった時期が長く、詳細な記録が残されていないため、発掘されて遺品や遺構には、解明されない謎が非常に多く残されています。
エル・フェルテ遺跡(一説によると遺跡ではなく、単に地上絵として取り扱われています)についても然りで、日本語による詳細情報は非常に少なく、英語その他の外国語による情報も、あまり一般的にはなっていない、というのが実情です。

 

 

ル・フェルテ遺跡は世界遺産登録されている

そのような状況下、UFO石が確認されたという、エル・フェルテ遺跡は、サマイパタの砦という呼称で知られており、世界遺産にも登録されている存在です。
しかし、先に述べたように、インターネットによる情報共有が非常に進んでいるはずの現代においても、当地に関する日本語の情報は非常に少なく、UFO石の真偽を確認できる材料も少ないものの、何らかの不思議な事象が報告されていることは、事実のようです。

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カテゴリ: その他

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