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ドッペルゲンガー現象でよくある3つの特徴

風属性
 
同一人物が二人存在することを、本人または他人が実際に体験、認識するという、不可思議な現象であるドッペルゲンガーは、真偽や発生のメカニズムなど、現代においてはっきり解明できていない要素がたくさん存在しています。そこでここでは、ドッペルゲンガー現象によく見られる典型的な特徴を、いくつかご紹介していきます。

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1.至近距離ではっきり認識できる

自分自身がもううひとりの自分を認識するケースの場合、よく報告されているのが、「至近距離(対象までの距離が数十センチ~数メートル)ではっきり見ている」ことです。報告において、自分がいる場所から離れた人ごみの中から一瞬、偶然発見するのではなく、目の前ではっきり自分とそっくりな存在を認識する例のほうが多い、ということです。自分自身がはっきり認識している反面、他者に対して客観的な事実として、体験の信ぴょう性を証明してみせることが難しい例が多い、ということでもあります。このような報告が多いことが、ドッペルゲンガーの解明を難しくしている、ともいえます。

 

2.動かない、またはまったく同じ動きをする

次に、「ドッペルゲンガーの対象が、まったく動かない、またはこちらの動きとあわせて、まったく同じ動きをする」という特徴です。至近距離に現れたドッペルゲンガーは、静かに存在しているだけで、何も動きらしい動きをしない場合が多い、ということです。また別の例では、こちらの動きにあわせて、同じ動きを繰り返すようなケースもある、ということです。この事例からは、ドッペルゲンガーの実態として、前者の場合は、自分自身で持っている、自身に対しての印象が物体化したもの、後者の場合は、鏡のように、自分自身の存在をそのまま映し出すもの、と捉えることができます。

 

3.体の一部のパーツのみ見える

それから、「対象の見え方が、顔や体型など、自分自身であると認識できる一部のパーツのみで構成されている」という特徴も持っています。報告において、体の一部分だけしか見えなかった、または覚えていない、という場合が多い、ということなのですが、この例からは、「目撃者(=自分自身)の記憶に依存する」、つまり「印象や思い込み、目撃から経過した時間などで、事実としての実際の体験と内容が変わっている可能性がある」ことを示しています。この特徴からも、ドッペルゲンガーの体験は、体験した当事者の記憶や証言に基づいている場合が多く、後から証明することが極めて難しいことを示唆している、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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