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実は近代の建造物だった?「ストーンヘンジの謎」捏造説:前編

ストーンヘンジ
 
イングランドや日本を含む、世界規模の周知事項として、「ストーンヘンジの謎」はあまりにも有名です。その有名さがゆえに、宗教祭祀場説や天文台説、異星人のUFO着陸場説など、さまざまな仮説立案と、それらに対する検証や調査がおこなわれてきました。しかし、ストーンヘンジの謎は解明されたとはいえない状況のまま、こんにちに至っていることは事実です。そんな中で、興味深い仮説検証がなされています。「ストーンヘンジの謎自体を捏造とする説」です。

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ロシアのサイトが「謎捏造説」を主張

この捏造説は、ロシアのfishki.netで主張されている説です。こういった「世界7不思議に属するような、世界的なミステリー」には、陰謀説や捏造説も必ず登場してくるのですが、このロシアの説には「ある種の信憑性」を感じされる部分があります。なぜならば、(真偽の程はともかく)ストーンヘンジに関連したの多くの写真を時系列で並べることにより、その背景や目的を考察する、といったアプローチをとっているためです。写真が本物であるとすると、捏造説である可能性がないともいいきれません。

 

1950年代に意図的に建造された?

ストーンヘンジに関する公式な学説によると、最初の発見は1700年代で、環状列石遺跡としてではなく、その痕跡とおもわれる穴(作られたのは紀元前3000年とも8000年ともいわれています)であり、その後、1800年代にはいって、穴があった場所の周辺の巨石の下を堀り、発掘結果として「巨石はこの穴に立っていたと思われる」との結論付けがなされている、と読み取れます。つまり、公式な見解においても、「ストーンヘンジは、発見当時から現在の形状であったとは言い切れない可能性がある」、ということです。ロシアのサイトの説によると、「1950年代に、イングランド政府主導で、意図をもって建造されたのではないか」、と結論付けています。

 

イングランドの持つ「英国らしさ」自体を作りこんだ?

ストーンヘンジのものとされる写真は108枚にのぼっていますが、最も古い写真のひとつには、1880年代とされる写真もあります。しかしその後、1920年代や、1950年代の写真には、英国軍人の姿や、軍用地であることを示していると思しき有刺鉄線が写りこんでいます。写真は、建設前の設計段階の当地の様子や、はては当時の工事用のツールを使用している建築風景など、本当であるとすればかなりセンセーショナルな内容も含まれています(建築後に、ストーンヘンジの説のひとつである「祭祀場として使われている様子」もあります)。謎は深まるばかりですが、興味深い仮説である、ともいえそうです。

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カテゴリ: その他

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