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真相を解く鍵?魔の海域バミューダトライアングルはこんな場所

古代文明
 
世界中で報告されている超常現象や怪事件、未解決事件の中には、国家をあげて調査をおこなっても、真相が判明しなかったものや、最初の発見から何十年も経過しているにもかかわらず、未だに噂レベルで真偽のほどが議論されているような例も少なくありません。そんな事例のひとつ、「バミューダトライアングル」をご存知でしょうか。これは、北大西洋のバミューダ諸島を含む、とある海域を指していますが、未だに解明できていない、多くの謎が残されている場所です。

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マイアミ・プエルトリコ・バミューダ諸島で構成される三角形

バミューダトライアングルは、マイアミ(アメリカのフロリダ州の主要都市)、プエルトリコ(カリブ海北東にある、アメリカの自治連邦区で、未編入領域=コモンウェルスという政治的地位を持つ)、バミューダ諸島(北大西洋に位置する、イギリスの海外領土で、政治的にも経済的にも自立度が高い、とされている)の3つの地域を線でつないだ、約17万平方キロメートルにおよぶ領域を指しています。約17万平方キロメートルは、東京ドーム(0.013平方キロメートル)の数で換算すると、実に約1300万個分という、途方もない広さを持つ領域で、大半を海が占めているため、別名「魔の海域」とも呼ばれています(広さについては諸説あり、約170万平方キロメートル説や、約70万平方キロメートルと解釈している説もあります)。

 

サルガッソーが群生している「恐怖の海」

この海域は、バミューダトライアングルという呼称が広まる以前からも、探検家や船乗りに恐れられている海域でした。その理由は、「サルガッソー」と呼ばれる海藻(日本ではホンダワラと呼ばれているものです)が大量に群生していて、他の海域で発生した、難破船などを含む浮遊物が海藻にからまって集まる、といわれていて、事実そういった例も存在していたからである、とされています。そのためこの海域は、「魔の海」、「粘りつく海」、「恐怖の海」、「難破船の墓場」など、おどろおどろしい呼称をつけられて、船乗りや探検家の間では半ば敬遠される海域でもありました。海藻が密生している理由は、「水流が少なく、無風=凪状態になることが多い」ことや、「メキシコ湾流、カナリア海流、北大西洋海流、大西洋赤道海流の4つの海流に囲まれて大きな渦を形成している」といったことが語られてきていますが、現代科学をもってしても、明確な原因は判明していません。

 

透明度が非常に高い海域

またこの海域は、水面下における寒暖の差が大きな層(=水温逆転層)が存在しているため、生息しているプランクトンの数が通常の海域よりも少なく、「世界でもっとも透明度の高い海域」ともいわれています。このように、「凪状態が多い」、「海藻が多く、透明度が高い」といった、他にないユニークな特徴を持つ海域なのです。

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カテゴリ: その他

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