【ビッグフット10 まとめ】ビッグフットの実在の可能性
北アメリカの山中をはじめ、ロシアやイギリス、さらには日本でも目撃報告があがっている類人猿型未確認動物であるビッグフット(別名サスクワッチ、アメリカ・インディアンの言葉で「毛深い人」の意味)の存在は、目撃証言が多いことや、目撃地域が多岐にわたっていることから、未確認動物の中でも、比較的実在の可能性が高い、といわれています。
ビッグフットは、本当に実在するのでしょうか。
2006年以降も目撃証言が途切れていない
昔からビッグフットの目撃証言が多い北アメリカでは、2006年以降も、70件以上の目撃証言が寄せられています。
ビッグフット研究の第一人者のひとりであるノーザンミネソタビッグフフット協会(アメリカはミネソタ州、カナダに接する州でもあります)の創設者であるボブ・オルソン氏は、数々の目撃証言や足跡の発見が絶えないことから、「100%ビッグフットは存在すると信じている」と公言しています。
一方で、「罠を仕掛け、罠にかかることを持ってビッグフットの存在を証明しようとする」といったアプローチを続けているウィリアム・タッカー氏は、1体も罠にかからないことを理由に、「ビッグフットは実在していないのではないか」、と考えているように、専門家の中でもまだまだ論争がおこなわれています。
高度な頭脳を持っている可能性もある
しかし、ビッグフットが人間並みか、それ以上に高度に発達した頭脳を持っていると考えた場合、罠にかからないことは、「ビッグフットが存在しない」理由としては根拠に乏しい、と思われます。
なぜならば、知恵によって罠にかかることを回避できている可能性も捨てきれないからです。
アメリカのミネソタ州では、目撃証言の多さもあって、ビッグフットの存在を信じている人が非常に多い、といわれています。
目撃証言の中には、通常考えられている手色ではなく、真っ白い体毛を持ったビッグフットも撮影されているとおり、ビッグフットのバリエーションも、多岐にわたっています。
有力な「ギガントピテクス生き残り説」
太古の昔からほとんど姿や体の構成が変わっていないシーラカンスという魚がいるように、何千万年も前の初期の人類の生き残りではないか、という説も根強く伝えられており、その中でも有力なのが「ギガントピテクス生き残り説」なのですが、その姿は多くの目撃証言そのものともいえるものです。
このように、少なくともミネソタ州やロッキー山脈一帯に、何らかの未確認動物がいる可能性は高そうです。