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【ビッグフット4】謎の霊長類UMAビッグフットのルーツを探る

ビッグフット

 

「人間の祖先は猿である」というのは、1800年代に著された「種の起源」で知られるダーウィンの進化論をベースに、一般論として広く知られているところですが、北アメリカで目撃証言が多く寄せられている未確認動物ビッグフットは、猿型ないし霊長類型の未確認動物である、とされています。
太古の昔からその姿がほとんど変わっていない魚であるシーラカンスなどと同様に、人間のルーツを遡ることで、ビッグフットの正体を突き止めることができるのではないでしょうか。

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800万年前の霊長類は大きかった

人間や猿の分類である霊長類の祖先の誕生は、約8500万年前頃である、といわれています。
その後、2000万年~1600万年前頃に、人間と猿が動物の分類として分岐し、現在に至っている、という学説が浸透しています。
ただし、学術自体は、先に述べた進化論に沿った想定ともいうべきものであり、その物的証拠としては、化石など当時の痕跡から推測している状況です。
すべてを証明できるような化石が見つかっているわけではありません。

 
身長2~3メートルといわれる、ビッグフットのような巨大な猿科の動物が、どこかの時代で分岐した、人間と猿に近い種の生き残りでない証拠も、また存在しないのです。
初期の霊長類には、身長がビッグフットほどもある種も存在していたそうです。

 

 

アメリカはビッグフットの生態にあわない?

現在その存在が確認できている大型の類人猿としては、ゴリラ、オラウータン、チンパンジーが該当します。
もしビッグフットがこのいずれかの種の亜流であったとした場合(人類の初期の種は、学術的には「ヒト亜科」というそうなので、「ヒトの亜流」ということも考えられます)、「もっとも目撃証言が多いのが北アメリカである」というところが、(あくまでも学術的な観点でみると)ビッグフッドの実在の可能性として、疑問視されている、とのことです。

 
なぜならば大型類人猿であれば、すべてアフリカなどの熱帯雨林の地域に住んでいるはずだからです。
この点北アメリカは、「種が生き延びるには寒すぎる(化石も発見されていない)」、とのことです。

 

 

今も報道はアメリカ中心である

また、本来アフリカに住んでいた種が、大昔にアメリカに渡っている可能性も低い、とされています。
大西洋を漂流して渡りきることがありえる種は、「少なくとも小型の猿であり、大型の類人猿はありえない」というのが定説である、とのことです。

 
しかし、人間と同じように独自の進化をとげているとすれば、ビッグフットの存在の全否定はできない(現に人間はあらゆる地域に住んでいる)、ということも事実です。
約4000件の目撃証言は、アメリカを中心に近年も増え続けているのです。

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カテゴリ: その他

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