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UFO関連情報、衝撃の一挙公開!プロジェクト・ブルーブックとは

ホワイトハウス
 
2015年初頭、UFOファンには朗報といえるニュースが飛び込んできました。「アメリカ空軍が約20年にわたって調査してきたUFO関連の膨大な情報を、すべてオンラインで閲覧できるよう公開した」というのです。今回公開された情報はコードネーム「プロジェクト・ブルーブック」と呼ばれ、アメリカ空軍が1969年までに収集した極秘調査に関する報告書で、文書は12,000件以上にのぼる、ということです。

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プロジェクト・ブルーブックの中身

今回公表された文書には、アメリカで1947年に報告された「ケネス・アーノルド事件」を皮切りに、過去のさまざまなUFO関連の報告を含んでいます。これらの報告書は、すでに機密指定も解除されているため、市民による自由な閲覧や複写がもともと可能ではあったのですが、これまではそれらを閲覧するには「アメリカ国立公文書記録管理局」へ赴く必要があった、とのことなのですが、今回のオンライン公開によって、全世界でいつでも手軽に閲覧できるようになったのです。

 

UFO関連の報告をデータベース化して公開

ウェブサイトへの公開は、John Greenwaldという人物が実施していて、氏が作成したページ「PROJECT BOOK COLLECTION」では、全12,618件の報告書すべてが閲覧できるとのことです(ただし英語です)。今回の情報公開に関連して、他にも米空軍のUFO調査機関プロジェクト・ブルーブックの膨大な文書をアーカイブしたページも存在していますが、全件閲覧可能なページとしては前述の「PROJECT BOOK COLLECTION」ということです。氏は政府関係の人物というわけではなさそうで、33歳のUFOマニアであること以外、詳細なプロフィールはわかっていません。しかし、アメリカで公開された13万ページにおよぶUFO関連の報告書をデータベース化し、ウェブサイトに公開した功績は大きく、世界中の主要メディアでも話題を集めています。

 

結論は「UFOは存在しない」だが…

John Greenwald氏は、情報公開の請求を15年以上も前から継続して要請していたそうで、今回はその執念が実った形で公開にこぎつけたようです。これらの情報は現在ワシントンDCの国立公文書館にマイクロフィルム媒体で所蔵されているとのことですが、これらを1万程度のPDFファイルとして収集し、ウェブサイトで誰でも閲覧可能な状態で公開してくれています。これらの報告書の結論は、「UFOが存在する確固たる証拠はない」とのことですが、氏は前述の元データ(マイクロフィルム)について、「黒塗りになっているところも多数あり、公開できない部分もあるのではないか」との見解を示しています。このように、情報公開はなされたものの、黒塗り(=今回公開されていない)部分に、UFOの謎を解く鍵が隠されているように思えてなりません。

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カテゴリ: その他

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