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あなたの財運がアップするかも?財産と家にまつわるジンクス

ジンクス

 

不景気、不況といわれている昨今において、人々の間で「財産」に関する関心が高まっています。
財産とは「個人や団体に帰属する経済的価値のあるものの総称」であり、要するに「所有しているお金」のことを指しています(場面によっては知識レベルを指す場合もあります)。
ジンクスや風水の世界では、金運アップや財産の増やし方、といった種類のものがたくさんありますが、ここではもう少し普遍的で、総論として押さえておきたい「財産にまつわるジンクス」をいくつかご紹介します。

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左前は財産をなくす

まずは、日本で古くからある「左前は財産をなくす」というジンクスを解説します。
日本では、商売の調子が悪くなることを「左前になる」といいますが、左前とは、かつて男性も着物を着ることが一般的だった時代に、正しいとされている「右前」と逆になっていることを指していて、「建具の左前も良くない」といわれています。
これは、ことわざの「左前は商売が傾く」からきていて、左前は一般的に恥ずかしいことであるため人が寄ってこなくなり、結果的に商売がうまくいかなくなる、といった日本の「恥の文化」に由来しています。

 
今では着物を着る機会はあまりないものの、「左前=ダメになっている状態」という日本語になっているほど「左前」は良くないもの、とされているので、着物や建具(戸や障子、ふすま等)の「左前」には気をつけましょう。

 

 

貧乏ゆすりは財産をなくす

それから、財産に関するそのものずばりのキーワードを含むジンクスが「貧乏ゆすりは財産をなくす」です。
マレーシアではこの貧乏ゆすりを「GOYANGI KAKI」という言葉で表現していて、行為や言葉がタブー視されています。

 
日本でも貧乏ゆすりは「良くない癖」として認識されていますが、「貧乏ゆすりは財産を蹴り飛ばしてしまって、しまいには全財産なくしてしまう」と思われているのです(そこから「貧乏ゆすり」という名前になったのではないか、と推測できます)。
見る人をも不快な気分にしてしまう貧乏ゆすりは、当人の財産もなくなってしまう悪い癖なので、避けたほうが良いでしょう。

 

 

勝負するときは全財産を賭けると後悔しない

最後に、大きな決断をおこなうときの心得としてのジンクス、「勝負するときは全財産を賭けると後悔しない」です。
「全財産を賭ける」といっても、もちろん賭けたその瞬間から生活が何もかも立ち行かなくなるようなことは推奨していません。

 
このジンクスでは、ビジネスや学業において大きな決断をおこなう際には、退路を断って臨む=そのときおこなうことができる全財産、つまり全精力を賭けることで、悔いを残さないにする、という教訓が語られています。
宗教における寄付や施しをおこなう際に「全財産でない場合は偽善」といわれていることにも通じますが、成功=目的の成就に向けて大きな決断をおこなう際には、全財産・全精力を投入する覚悟を持って実行すると、持てる力を100%引き出すことになる、と考えられます。

 
財産のひとつとも言える「家」。やはり家は人間にとって大切な財産なので、家にまつわるジンクスも多数存在しています。

 

 

家にまつわるジンクス

「家の新築」や「引越しなど住む家の変更」等、家に関するイベントは、暮らしの中で遭遇する大きなイベントのひとつです。
家屋やビルを建てる際には、今でもお祓いや神棚の設置等、ゲン担ぎやジンクスが重宝される場面も良く見かけます。
ここでは、家にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

 

 

家を新築すると身内に不幸が起こる

家の新築に関するジンクスに、「家を新築すると身内に不幸が起こる」というものがあります。
いろいろな人が「家の新築」というイベントに臨んでいて、膨大な数に上ると思われるのですが、そんな中でもこのジンクスは家に関してもっとも語られているジンクスのひとつです。
この由来は「普請負け」といって、かつては特に「家を建てる」というおこないを人生最大のイベントととらえて、それによって運気を使い果たしてしまうから起こる、といわれています。

 
これを防ぐための方法としては、昔から仏壇のお世話や墓参りを熱心におこなったり、玄関をきれいにすることが良い、とされています。
また、家の立て替えや新築時におこなう「お祓い」も有効である、と考えられます。
「家を建てた後、その家の主人が最初にトイレを使うと、悪いことがおきない」というジンクスもあるので、あわせて実施すると良いでしょう。

 

 

五虚の家に住むと貧乏になる

それから、「五虚の家に住むと貧乏になる」というジンクスがあります。
五虚とは、
①家の大きさと比較して住む人が少ない
②門と比較して家が小さい
③家の周りが雑然としている
④水回りの位置が悪い(水回りの配置は東、東南方位が吉方位といわれています)
⑤土地と比較して家が小さすぎる

が該当します。
これを避けるには、このジンクスでいわれていることの逆をおこなうと良いとされていて、逆は「五実の家」といって、吉相とされています。

 

 

家を壊して立て替えると良くない事が起きる

家の立て替えにまつわるジンクスには、「家を壊して立て替えると良くない事が起きる」というものがあります。
古い家を建て替えるのは珍しいことではなく、耐久性や耐震性を考慮するとむしろ必然ではないか、と思われます。
そうすると、このジンクスをあまり気にしすぎることは良くないので、「気の持ちよう=悪いように取らない」ことが重要です。

 
たとえばお祓いをしたり、盛り塩をする、といった古くからの「縁起担ぎ」をおこなってみたり、立て替えをおこなっている間の過ごし方を(質素にすごす等)工夫してみたり、といったように、悪いジンクスに対する対応を自分なりにおこなって、「良い気持ち、割り切る気持ち」を持つことが、良くないことを遠ざけることになるのです。

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カテゴリ: その他

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