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陰陽道とは?陰と陽のマークは循環とバランスの象徴だった!

風水
 
今は昔、平安時代に日本に伝えられたとされる陰陽道ですが、あのミステリアスな雰囲気と他の呪術的なものとは違うどこか雅な雰囲気が今でも人気を集めていますよね。

映画になったり、漫画になったり、小説になっていたりと、陰陽道を元にした文学作品は数多く存在しています。

そしてなにより、陰陽道の名前にもなっている陰と陽の関係性ですが、実はこの陰と陽の知識を持っているだけで、日常生活や人間関係に関する考え方が大幅に変わるのです。

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陰と陽の知識を持っていると、ラッキー、アンラッキーに左右されることがなくなります。また、対人関係においてもメリットが大きく、相手が今近づいても大丈夫な状態なのか、それとも今はそっとしておいたほうがいい状態なのかが分かるようになるため、人とどう関わっていくタイミングなのかがなんとなく把握できるようになります。

陰陽道における大原則、宇宙を表す陰と陽の関係性はあらゆる物事の循環とバランスの関係性を把握し、その流れに乗っていくものなのです。

 

陰と陽はわかりやすく言えば、海と空の関係性

陰と陽と言えばぱっと思いつくのが光と影かもしれません。

ですが、陰は内側から外側へと拡大していこうとする現象、陽は外側から内側へと収縮していこうとする現象なので、ちょっと違うのです。

陰と陽はお互いに優劣は無く、どちらも同じエネルギーを持っているので、真円になります。

その真円を分解した時に現れ出る要素が陰陽です。

これは海の水が太陽によって蒸発し、蒸発した水分が雲になって雨となり再び海に戻っていくというような関係性が一番イメージに近いかと思います。

 

人の運勢も陰陽に当てはめると受け止め方が変わる

陰陽の関係は人にも当てはめられています。

よく言われるのは男性でも女性でも、心の内部には、そのどちらの性質も持ち合わせているという説です。
これを男性性、女性性といい、活発に外に向かっていこうとする性質を男性性、器のように、外から来たものを自身の内に収めようとするのが女性性と言われています。

また陽は左、陰は右とされ、これは足裏などの健康法で見かける区分けの仕方でもあります。

人の運勢にはいい時もあれば、悪い時もありますよね。これを陰陽の考え方に置き換えると、単に良い、悪いという捉え方からもう一歩先に踏み込んだ捉え方をすることができます。

運勢がいい時というのは、自分のエネルギーや存在感が、内側を超えて、広く活動的になり、外へと拡大していくタイミング、反対に運が悪い時というのは、外に存在するあらゆるエネルギーや存在を自身の中へと納め、内側へと収縮していこうとするタイミングと考えることができます。

これがいわゆる波となり、エネルギーとしての人の陰陽を循環させ、人生を形成していくことに繋がります。

陽のタイミングの時は、自分自身の中できっかけを見出し、主に自分を超えた外部に結果が起きやすくなります。
反対に陰のタイミングの時は、きっかけは外に存在し、それを自分の内部にしっかりと納めることによって主に自分自身の中で様々な結果が起きやすくなるということになります。

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