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足の裏は人のカラダを象徴する!五臓六腑と陰陽五行の関係性とは?

足の裏
 
五臓六腑に染みわたるという言葉がありますが、五行には人の身体の部位に関する象徴も存在しています。

それを主に活用しているのが足裏です。
行ったことがある人はわかるかもしれませんが、足裏のマッサージで強烈に痛いところがあったりしませんでしたか?

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足裏マッサージには若石式と呼ばれる台湾が発祥と言われる足裏マッサージがあります。
この若石式と呼ばれる足裏マッサージは基本的に痛いことが多いマッサージです。

 

若石式足裏マッサージ

若石式のマッサージでは、足裏の反射区と五行が結びついています。

木の行は臓器では肝臓を、六腑では胆のうを表し、火の行では心臓と小腸、土の行は脾臓と胃、金の行では肺と大腸水の行では腎臓と膀胱がそれぞれ対となってヒモ付がされています。

人それぞれだとは思うのですが、若石式では足の裏のちょうど中心辺り、肝臓の反射区から施術を始めます。

ここでも五行の考え方が存在しており、五行には生成されていく順序というものが存在しているのです。

 

順序に沿って生成される五行

生成順序においては水から始まります。

陰陽とは対局に分離したエネルギーです。陰の気質が持つ特に冷たい部分が北へ移動したことにより、水の行が生まれます。
水の行は北が定位置となります。陽の気質の特に熱をもつ部分が南へ移動し火の行が生まれます。火の定位置は南になります。

陽の気質は風を生成しその風は東へと移動します。東へ移動した風は散って木々を生み出し木行が生まれます。
木の行の定位置は東になります。

陰の気質は東とは反対の西へと移動し、金の行を生み出します。金の行の定位置は西になります。

水、火、木、金の4つが集まる中央に土が生まれ、土行が生まれます。土の行の定位置は中央になります。

足裏マッサージでは、この生成の順番に沿って反射区を刺激していくとされます。
また、親指からかかとにかけては人が座禅を組んだ形であるともされ、水の行である腎臓から尿管、膀胱を刺激し排出する作用を促進してから、頭から順番に下に向かって刺激を行っていくともされます。

反射区はインターネットでも調べることができます。

ちなみに五臓六腑の六腑ですが、一つ余りますよね? これは十二指腸や膵臓などの臓器と言われています。

 

お互いに関係しあう五臓六腑

五臓六腑は互いを守りつつ、互いに影響を及ぼしながら関連しているとされています。

肝臓の疲労が貯まれば、膀胱にも影響を受けます。肝臓の調子は同時に肺や大腸の体調にも影響を受けている可能性がある。ということになります。

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