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陰陽のバランスから心身をケアする方法~五行から見るメンタル管理


 
身体的な体調は時に精神的な部分から大きな影響を受けることもあります。
五行では喜怒哀楽の感情と恐怖、悲観、怒り、笑い等の思考や反応もそれぞれがひも付けされています。

木行は喜を、火行は楽を、土行は怨恨や嫉妬等を、金行は怒りを水行は哀愁を象徴するとされています。

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また思考面(五行では五つの意志、五志と言われます)では、木行は喜びの裏に時に怒りを抱える可能性があり火行は楽しいという感情のまま喜び、笑いを抱え、土行は長い間そのことについて考えた末に怨を抱える可能性を持ち、金行の怒りは事の発端に悲しみや憂いがあったのかもしれません。水行の哀はその前に恐怖や心配事を抱えた結果そうなったのかもしれません。

 

一人でもできる体調管理とメンタル管理

足の裏は自分でもマッサージができる数少ない部位です。これが身体だと自分でマッサージができる部分に限界が出てきますよね。
足の裏で、特に痛いところ、硬くなっているところ、反対にぶよぶよとしているようなところの反射区が五臓六腑に該当する部分であれば、その箇所に対する陰陽バランスの関係性が崩れている何かが起きている可能性があるということです。

陰陽から少し外れますが、きっかけはなんであれ、陰陽も人間の身体も絶妙なバランスで成り立っています。
また、どこかでバランスを保とうとしています。

足の裏をきっかけにして、身体の箇所を多少でも意識するだけでも、自分自身の身体に対する扱いは変わります。
そうすると、身体の反応にも変化が出てくるはずですし、日々選ぶものも変化が生じてくることもあります。

 

食べ物にも存在する陰陽のバランス

陰陽のバランスは食べ物にも存在していると言われています。
大まかに言えば、体内に取り込んだ時に身体を温めようとする物、反対に身体を冷やそうとする物の2つです。

植物や野菜で言えば、土の下に成るものは陰性で陰は陽へと向かおうとするため、身体を温めると言われています。

反対に土の上になる植物は既に成熟した陽ですから、今度は陰へと向かおうとします。
その要素が身体を冷やすと言われています。

例えば、ここ一番の時や、今ひとつ外へ出たくないと思う時は陰性の強さに負けている時なので根菜を食べてみたり、反対に外ばっかりに気が向いてしまい、自分自身のことを放っておいてるなぁと感じている時、なんとなく地に足がついていないと感じている時は陽の要素に翻弄されている時なため、トマトなどを食べるといいかもしれません。

ちなみに、マメは命そのものを覆っているので、陰性の食べ物と言われています。

動物性の肉は陽、魚は陰と言われています。

こうしてなにからかのきっかけを通して、自分自身のバランスに意識が向いてくると、身体は元よりメンタルの面にも意識が及ぶようになっていきます。

 

バランスに意識が向くと、心身にまで意識が及ぶ

精神的な要素というのは、良いことと悪いこと、自分自身のことと他人のこと、あらゆる関係性の中で、常にバランスを保っていこうとします。

ですが、外部には仕事やその他日常的な刺激が多く、自分自身に対しても過去からの経緯や思い込み、トラウマ等のこれもまた外部と同じく刺激になります。

刺激は良くも悪くも人を動かすという影響力を持っています。
情報に至ってもそれは同じで、情報という刺激を元にして人は考え、時にはとらわれ、判断をしていきます。

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