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繰り返されるのは歴史だけにあらず?周期にまつわるジンクス3種


 
「○○年周期」という表現をよく聞きます。もともとは数学や物理の法則の世界の用語・言い回しなのですが、実生活や経済状況、それからジンクスの世界においても、将来を見通す方法のひとつとして「何年周期説」といった表現で、将来展望がなされていることがよくあります。ここでは「周期にまつわるジンクス」をいくつかご紹介します。

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ファッションは20年周期でリバイバルが起こる

ファッション業界でメジャーなジンクスに「ファッションは20年周期でリバイバルが起こる」というものがあります。たとえば、現在の流行ファッションのキーワードの例として「デニム」「スポーティー」といったものがあげられますが、10~20代の世代の人は新鮮に受け止めている一方で、30~40代には既視感をもたらしています。1990年代には1970年代ファッションが注目されていたように、現在では20年前に大流行したスニーカーの人気が再燃していたりします。これは、かつてユーザー=供給される側であった層が、20年経過してサプライヤー=提供する側になることで起こっている現象ではないか、と考えられます。「リアルタイムで自身が夢中になった内容を、新しい世代に提示して再び人気を集める」といったサイクルが続いているもの、と思われます。

 

巨人は3年周期で好調と不調を繰り返す

野球の世界では、「巨人は3年周期で好調と不調を繰り返す」というジンクスがあります。直近過去の20年を見てみると、実際に「1990~93年は不調、94~96年は好調、97~99年は不調、2000~02年は好調」といった傾向が続いていて、昨年までは「2011~14年は好調」という結果となっています。この説に則って考えると、「2015~17は不調」という予想が考えられますが、実際どうなるのでしょうか。

 

日本は繁栄期と衰退期を40年周期で繰り返している

ファッションや野球よりも、さらに大きな「周期のジンクス」として、「日本は繁栄期と衰退期を40年周期で繰り返している」といったものがあります。周期の幅が大きいのですが、明治維新以降の時期を40年毎に区切って見てみると、「1868~1905年=繁栄期、近代日本勃興、明治維新」、「1906~1945年=衰退期、軍部台頭、戦争突入、敗戦」、「1946~1985年=繁栄期、高度成長経済、右肩上がり、再興期」、「1986~2025衰退期=景気停滞、経済大国としての序列の変化」といったような傾向を見て取ることができます。この説でいくと現在は「衰退期」にあたってしまうのですが、この傾向を意識しつつ、次の繁栄期に向けた準備をしていきたいものですね。

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カテゴリ: その他

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