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不思議なエネルギーとジンクス。パワースポットと呪文が持つエネルギーとは?

ジンクス

 

近年、「パワースポット」というキーワードが人気です。
近い言葉に「パワーストーン」というものもあり、同様に人気を集めています。
これらは、願いを叶えたい人や、「もうひと押しの力を得たい」、と考えている人たちにとって、効果を見込めるアプローチのひとつとして存在しています。
パワースポットやパワーストーンとジンクスには、関連性があるのでしょうか。
ここでは、パワースポットとジンクスについて、考察していきます。

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パワースポットとは何か

パワースポットとは、「地球上に点在する特別な『場所』」とされています。
「力場」や「気場」といった呼称であることもあります。
「その場所に行くと、人智を超えた不思議なパワーを得られる」ということで、観光地化されて人気スポットになっていたり、知る人ぞ知るような自然そのままの場所がパワースポットとして定着していたりしています。
日本での代表的な例としては「神社仏閣」が該当していて、初詣や、受験における合格祈願等に活用されています。
また、パワースポットの定義として、「地磁気が他の場所よりも強い場所」といった科学的な根拠を持つ説も存在しているようです。
「人間のエネルギーが集まる場所」として、繁華街をパワースポットと捉える説もあります。

 

 

パワースポット自体がジンクス

パワースポットとジンクスの関係を考えてみると、「パワースポット自体がジンクスである」といえそうです。
なぜならば、パワースポットは、「その場所に行けば不思議なパワーを感じられる、または得ることができる」と考えられていて、その考え自体がそのままジンクスの構成=原因と結果となっているからです。
その効果のほど=ご利益は、訪れた人とその場所との相性や、訪れる人の「信じ方」によっても違ってきますが、パワースポットに行かない場合と行く場合では、訪れる人が得たい結果に何らかの影響がある、ということはいえそうです。

 

 

神秘のエネルギーにあやかる

パワースポットが持つ不思議なパワーの源を考えてみると、「地磁気の強さ」といった物理的な要素と、「力場や気場」といった定量化しにくい要素とがあることがわかります。
これらのパワーが人間におよぼす力は、明確には図ることはできませんが、逆に「何も影響を与えない」ということも立証できるものではありません。
そうすると、なんらかの影響=ご利益がある、と考えることができそうです。
ジンクスに加えて、パワースポットの神秘のエネルギーを活用することで、願いが叶えられる可能性を高めることができるのです。
そして、エネルギーを言葉に変えたもの、それが呪文なのかもしれません。

 

 

呪文とジンクス

昔から「呪文」という言葉があります。
直接的な意味としては「呪術的な効果を得るための言葉」と言う意味で、なにやら怪しげな響きがあるようにも思えますが、古くはアラビアの「アブラカタブラ」や、日本の「ちちんぷいぷい」や「指きりげんまん」も、言ってみれば呪文に分類される言葉です。
呪文とジンクスとの関連性はあるのでしょうか。
ここでは、呪文とジンクスについて、考察していきます。

 

 

呪文とは何か

呪文とは、先に述べたように「呪術的な効果を引き出す言葉」なのですが、ここで定義されている「呪術的な効果」とは何でしょうか。
たとえば「アブラカタブラ」の例では、呪術的な効果とは「私(=言葉を発する人)が言うとおりになれ」ということを実現しようとしています(意味合いには諸説あり、「いなくなれ(病気や悪いことをふきとばす、または遠ざける)」といった解釈がされる例もあります)。
ジンクスも、何か願い事がある場合に活用するものです。
呪文は、実はジンクスに似た効果を狙っていることがわかります。

 

 

ジンクスとの共通点と相違点

「願い事を叶えるために、言葉の力を活用する」というところでは、呪文とジンクスは共通点を持っています。
たとえば正月のジンクスの場合、「初詣に行くと良い年になる」、「神社で手を合わせて願い事を強く念じると現実になる」等、神頼みのジンクスは、当事者の行動の念押しや支援として使われています。

 
一方呪文の方は、先にあげた「アブラカタブラ」は、ジンクスにかなり近いニュアンスの言葉ですが、それ以外にも某人気魔法使い映画では、「死の呪い」として「アバダケダブラ」という災いをおこす言葉としても呪文は使われています。
ジンクスが当事者のしあわせを目的としていることに対し、呪文はある特定の相手を不幸にするような使われ方をされる場合もある、というところが相違点になります。

 

 

おまじないは暗示の力

呪文やジンクスの使われ方を考えてみると、「人智を超えたところで願いを叶えようとする」ところは、狙っている効果としては同じであり、このために言葉を使うところも非常に似通っています。
ジンクスも呪文も、言葉を使って自分自身の行動や相手の行動を評価したり、目的を実現するための指標やマイルストーンとして考えるところは、いわゆる「おまじない」に近いものです。

 
おまじないとしてのジンクスや呪文は、ある言葉を意識することで、暗示の力を強くする、ひいては願い事を実現する思いを強くする効果があると考えられます。
ジンクスや呪文が、一定の信ぴょう性を帯びている理由は、「実は暗示のパワー、可能性にある」、といえそうです。

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カテゴリ: その他

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