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仕事にまつわるジンクスとマルチタスク。サラリーマンが知っておきたいジンクス

ジンクス

 

スポーツ業界や芸能界において、ジンクスを信じたり、活用したりしている例をよく見かけますが、これは、スポーツや芸能の世界は、雑誌やインターネット、新聞等の各種メディアで取り上げられることが多く、目に付きやすいことが原因として考えられます。
普通の人々の日々の暮らしの中でも、ジンクスは様々な形で活用されていて、ビジネスのシーンにおいても、活用されている例はたくさんあります。
ここでは、仕事にまつわるジンクスをいくつかご紹介します。

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赤系のネクタイで交渉事に望むと、うまくいくことが多い

交渉事や初対面の相手との面談におけるジンクスとして、「赤系のネクタイで交渉事に望むと、うまくいくことが多い」というものがあります。
赤いネクタイは、紺のスーツと組み合わせて、男性の新入社員ルックとしても非常にメジャーな存在であり、新入社員が赤いネクタイを多用していることから、「フレッシュなイメージ」も世間に浸透しています。

 
こういった視覚的な効果と、もうひとつ「赤いネクタイをチョイスして交渉や面談に望むことで、『うまくいく』といった思い込み=強い思いや期待感を持って、当事者がイベントに臨む」効果も見込むことができます。
こういった理由から、結果的に「赤系のネクタイで交渉事に望むと、うまくいくことが多い」といったジンクスが作られたのではないか、と思われます。

 

 

利き腕側に腕時計をつけると、出世する

次にちょっと変わったジンクスとして、「利き腕側に腕時計をつけると、出世する」というものをご紹介します。
昔ほど右利きと左利きの比率の違いは大きくはなくなってきている(以前は日本では、右利きが圧倒的に多かったのです)のですが、腕時計については、利き腕と反対の方に付ける人のほうが多いのが現状です。
そんな中でこのジンクスの意味を考えてみると、「見る人に印象づける」効果があることが考えられます。

 
広告や映画等でもテクニックとして使われることの多い「ギミック(=仕掛け、策略)」ですが、「利き腕側に腕時計を付ける」ことにも、見る人に一瞬違和感を感じさせ、また印象づける効果がある「ギミック」を含んでいる、と考えられます。
出世という結果は、仕事の実力や環境に左右されるもので、「ギミックを使ったからといって出世に直結するとは限らない」のは事実ですが、「出世の可能性を上げる」という意味では、一理あるジンクスである、といえそうです。

 

 

重要な商談の前には、納豆を食べる

最後に「当事者の思い込みに効く」と思われるジンクスをご紹介します。
「重要な商談の前には、納豆を食べる」というもので、これは納豆にあやかって「粘り強く交渉し、成功を勝ち取る」といった意味合いがあります。
ゲン担ぎに近いジンクスですが、思い込みを強くする効果が見込めそうです。

 
また仕事をする上で重要なキーワード、それがマルチタスクです。
マルチタスクにまつわるジンクスもいくつかあります。

 

 

ジンクスとマルチタスク

昨今では、「マルチタスクに対する考察」が、さかんにおこなわれています。
マルチタスクとは、一言で説明すると「さまざまなことを同時におこなう」ということなのですが、この考え方は、以前は「頭が良い象徴」として、聖徳太子のエピソードが良く引き合いに出されるほど推奨されていました(「10人と同時に会話をして、すべ理解した」というエピソードです)。
生活の中で活用されるジンクスに、このマルチタスクを考え方を照らし合わせると、何が見えてくるのでしょうか。

 

 

マルチタスクとは何か

まず、「マルチタスクの意味とメカニズム」をおさらいしておくと、意味としては「いろいろな活動を、同時にこなしていくこと」、ひいては「同じ期限のいろいろな活動やイベントを並行で実施して、同じ期限で完了させること」を指しています。
たとえば仕事を例に取ってみると、人間の手や足は2本ずつしかありませんし、ばらばらの用途で使うことは困難なので、いくらたくさんやることがあったとしても、ある時点・ある時刻にできる仕事は「ひとつ」しかありません。
ただし、ひとりの人が複数の案件を任される例は一般的におこなわれていて、結果的には人が優先順位をつけて、複数の案件をスケジュールしながら、切り替えて順々にこなしていっている、といったメカニズムになります。

 

 

複数ジンクスを同時進行できるか

仕事や生活の中でジンクスを活用する場合にも、先に述べた仕事と同じような事が起こる、といえます。
たとえば、数字のジンクスで「4と9の数字を使うと不吉な事が起こる」というジンクスと、「13にまつわる数字を使うと不吉な事が起こる」というジンクスを同時に使って考え、さらに「3と7はラッキーナンバー」といった同じ数字関連のジンクスや、「コーヒーを飲むと頭がよくなる」、「茶柱が立っているとハッピーになる」等の違う種類のジンクスもあわせて意識してしまうと、目や意識としては一度にひとつのことしか実施できないにも関わらず、いろいろなことを意識しなければならなくなってしまい、そもそも何をやればよかったのか、何を望んでいたのかがわからなくなってしまいます。

 

 

一本化のメリット

仕事やジンクスにおけるマルチタスクを明示的に一本化すると、「あれもこれもやらなくちゃ」といった気持ちがなくなり、意識や思考が非常にシンプルになります。
結果的に、仕事もジンクスも、「成果を出すための効率がアップする」という効果が見込めるのではないか、と考えられます。
ジンクスには、相反する意味合いを持つようなものもたくさんあります。
活用の際には、目的を明確にして、意識するジンクスをなるべく絞ることで、効果を出す可能性を高めることができるのです。

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カテゴリ: その他

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