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人類は猿人改造によって創られた!?ミッシングリンクの謎に迫る

地球
 
人の進化の過程にある大飛躍(ミッシングリンク)を科学は説明できないままでいます。ゼカリア・シッチンのアヌンナキによる猿人の改造説によれば、ミッシングリンクはうまく説明できそうです。信じない人でもひとつの仮説として十分役立ちます。

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1. ニビルが太陽系の一員に

 太陽系の惑星になるということは、周回軌道をもつことを意味します。

(1) 原始太陽系には原始太陽のほかも水星とティ・アマトという星の母体がありました。太陽とティ・アマトの相互作用により、ティ・アマトの軌道の内側に金星と火星の対が生まれ、次いでその外側に木星と土星の対が生まれ、さらにその外側に天王星と海王星の対が生まれます。

 
(2) 太陽系に進入した星(ニビル)の衛星がティ・アマトに衝突し、ニビルとティ・アマトも電磁的な干渉をします。場所は火星と木星の間です。これによりティ・アマトは2分され、一方は火星より内側の位置に飛ばされて地球になり、残り半分はバラバラに砕かれて小惑星帯を形成します。ティ・アマトの衛星だった月も地球とともに現在の位置に飛ばされます。

 
(3) ニビルは太陽系の一員になりますが、その軌道は長大な楕円で他の惑星の軌道面と交差します。周期は3,600年です。したがって、3,600年に1回は太陽系内部に侵入し太陽や他の惑星に影響を与えます。

 

2. 金を求めて地球へ

 ニビルの上空を覆う大気層の破れで気候が悪化し、災害や不作が続きます。破れを防ぐ幾つかの方法はすべて失敗し、金粉で破壊部分を補修する方法に望みをかけます。王アヌの長男エンキ(庶子)が50人の部下を連れて金を求めて地球に飛来し着陸船でペルシャ湾に降り立ちます。

 

3. 金採取システムをつくる

 当初は海水から金を抽出する方法を試しますが効率が悪いため、アフリカ南東部で鉱山を採掘することになります。アヌの次男エンリル(正規の王位継承者)が多数の部下を連れて地球に飛来します。2人の王子のうちエンキはアフリカで金の採掘を担い、エンリルがメソポタミアで金の精練と故郷星へ金を運搬するための宇宙空港の建設と運用を担います。

 

4. 猿人を鉱山労働者に

 金鉱山の労働は過酷で苦痛が限界に来たアヌンナキ達は叛乱を起こします。エンキは猿人を改造して鉱山労働に従事させようと提案します。

(1) 改造の是非を議論

 作業奴隷を作ることの是非が検討されます。改造は万物の主の領域であり、アヌンナキのすることではないからです。しかし、ニビルの窮状を救うにはこれしかないとしてニビルの議会は改造案を承認します。

 
(2) 研究班の構成

 エンキと異母妹のニンマー(ニンハルサグとも言う)、エンキの息子のニンギシュジッダ(エジプト名はトト)が研究班のメンバーです。ニンマーが研究に加わることで出産経験をもつ女性の立場からの支援が得られるようになります。

 
(3) エンキの事前研究

 エンキはそれ以前に猿人(女)の卵子とアヌンナキ(男)の精子を混ぜ、猿人(女)の子宮に入れて妊娠させる実験をしていました。しかし、すべて失敗に終わっていました。妊娠しなかったのです。その他にも生体実験をしていたようです。

 
(4) 改造実験1

 ニビルの水晶製容器に混合物をつくり、猿人(女)の卵子をいれ、さらにアヌンナキ(男)の精子を加え、その液を猿人(女)の子宮に入れて出産を待ちます。期日が来ても出産しないため開腹して取り出します。その子は猿人に似た毛深い上半身と、アヌンナキ似の下半身をもっていました。ニビルの子の30倍も早く成長し、猿人より身長は高くなりましたが、手は道具の使用に適さず、声もウーウーと言うだけでした。

 
(5) 改造実験2 試行錯誤1

 アヌンナキの精子をいろいろなDNAから少しずつ取り出して液に加える方法を何回か繰り返し、アヌンナキに似た子を産ませられるようになります。外見には問題はなく、手も道具を使える構造になっています。しかし耳が聞こえず、目もよく見えませんでした。

 
(6) 改造実験3 試行錯誤2

 混合物の組成を変えたほか、DNAの取り出し方も色々試しますが望みの子は得られません。

 
(7) 改造実験4 地球の粘土で作った器を使う

 失敗の原因はニビルの水晶製の容器ではないかと見当をつけます。そこで地球の粘土で作った容器をつくり、これまでと同じ液に猿人(女)の卵子をいれ、アヌンナキのDNAを加えてかき回し、猿人(女)の子宮に戻します。生まれた子の形は完璧でしたが、話すことができませんでした。少なくとも、アヌンナキのエキス、器の溶液、猿人(女)の卵子が前回の失敗の原因ではなかったことが分かりました。

 
(8) 改造実験5 男性の雛形をつくる

 次の実験は重大な覚悟で行ったものです。つまり、猿人(女)の子宮ではなく、異母妹ニンマーの子宮に入れました。地球の9ケ月より長く、ニビルの9ケ月より短い期間で男の子が生まれました。姿は完璧で、尻を叩くと正常な泣き声を出しました。また髪は黒く、肌は暗黒色で、生殖器は包皮でした。彼をアダムウと名づけ、エッセンスを鋳型として保存しました。

 
(9) 改造実験6 男性をつくる

 次は複数のアダムウを生む実験です。7人の女性アヌンナキに志願してもらいました。猿人(女)の卵子にアダムウのエッセンスを混ぜ、女性アヌンナキの子宮に入れます。7人の地球人(男性)が生まれました。

 
(10) 改造実験7 女性の雛形をつくる

 女を作るために処方を調整します。猿人(女)の卵子を入れた液に女を作るためのエキスを混ぜ、今度はエンキの妻(ニンキ)の子宮に挿入します。10ケ月の後、帝王切開で女児を取り出します。五体満足で、滑らかな肌はアヌンナキの肌色です。女児はティ・アマトと名づけられ、彼女のエキスを鋳型として保存されます。

 
(11) 改造実験8 女性をつくる

 ティ・アマトのエキスをつかい、7人の女性アヌンナキの子宮で7人の地球人(女性)を生みます。

 
(12) 改造実験9 生殖能力の付与

 ニンギシュジッダの観察によれば、アダムウとティ・アマトは性的な接触はしているのですが妊娠しません。ニンギシュジッダは男女のアヌンナキのエッセンスとアダムウとティ・アマトのエッセンスを比べます。その結果、彼ら地球人は22本の枝の配列しかなく、アヌンナキより1本だけ少ないことが分かり、欠けているものをエンキとニンティに示します。ニンギシュジッダはエンキ、ニンマー、アダムウ、ティ・アマトに催眠をかけ、エンキとニンマーの肋骨から何かを抽出し、それぞれをアダムウとティ・アマトの肋骨に入れます。そして二人は子供を産めるようになるのです。

 

ゼカリア・シッチンの説をまとめてみて

 人類創造の経緯についてのゼカリア・シッチンの説を筆者が理解した範囲で紹介しました。文責はすべて筆者にあります。何であれ創造するということは簡単ではありません。試行錯誤を積み重ねながら前へ進んでいくのです。その上に幸運の助けを得て、はじめて創造がなされるのです。研究者の1人として納得できます。本稿で紹介した人類の創造も3人の理想的なメンバーの組み合わせという幸運に恵まれてはじめて達成できたものだと思います。

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カテゴリ: その他

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