ジンクスとの向き合い方で効果は倍増する？！ジンクス活用の注意点

 
とあるジンクスを活用しているとき、心の中で過度に期待してしまっているようなことはないでしょうか。たとえば、「ディズニーランドのシンデレラ城をバックに、カップルで記念撮影をすると、そのカップルはしあわせになれる」といったジンクスが存在しますが、このジンクスは、「しあわせになるには、記念撮影だけをすればよい」といったメッセージを伝えるものではありません。

 
ジンクスは、あくまでもしあわせになるための一要素として、私たちの判断を後押ししてくれているような存在ですので、やや謙虚な姿勢でジンクスを捉える必要があるのではないでしょうか。ここでは、人生やジンクスに対して謙虚でいることの効用や注意点を考察してみます。

 

謙虚であることの意味

私たちはジンクスを聞いたときや活用するとき、そのジンクスに頼りすぎることがあります。もともとは「実現するとラッキー」ぐらいであった気持ちが、「このジンクスだけを活用すればうまくいくに違いない」というふうに、やや傲慢な気持ちになりがちなものです。「これさえやれば良い、ジンクスが成功に導いてくれる」といった考えでは、成功すれば万々歳ですが、失敗に終わったときには、ダメージが大きくなってしまうとともに、怒りと悲しみの矛先があらぬ方向＝ジンクスがダメだったから失敗した、といったところにいきかねません。ジンクスに対して、また人生の出来事全体に対して、やや謙虚な気持ちで接することが、成功を導きやすくし、失敗しても前向きになれるための秘訣ではないでしょうか。

 

信じることと頼りすぎることは違う

ジンクスを活用する際には、「そのジンクス自体を信じる＝頼りにする」のではなく、「成功させたい願望がきっとかなう」と信じることが重要です。そのうえで、ジンクスを謙虚な気持ちで活用すると、ジンクスは自ずと「成功に向けた支援」を始めてくれるものです。まずは「きっとうまくいく」という気持ちを、ジンクスの活用者自身が持つことです。

 

願望に対して貪欲であること

ジンクスをうまく活用して、思うような結果を出すためには、謙虚な姿勢を忘れないこと、ジンクスで述べられている結果を信じることに加えて、「結果に対して貪欲であること」も重要な要素です。貪欲さとは、たとえば活用中のとあるジンクスだけに頼るのではなく、他に結果を出すことへの近道になるような支援要素はないか、何か利用できることはないか等、結果を出すために追加でできる要素を常に探す姿勢を指しています。結果に対して貪欲であることが、成功への近道なのです。