> >

ジンクスのメリットとデメリット…幸せを呼ぶジンクスの活用法

Fotolia_33367647_XS
 
ジンクスは、様々なジャンルや時期、対象に対して、いろいろな切り口で我々に提言を与え続けてくれています。ジンクスを聞いた人は、その内容を認識・咀嚼しつつ、何らかの判断を行ったうえで、自分自身の次のアクション=行動に取り入れています。多くの人々に支持されている、活用されているジンクスには、その使い方が多種多様であったり、効用を無限大に含んでいること等、メリットがたくさんありますが、逆にデメリットや弱点という切り口では、どのようにとらえることができるのでしょうか。ここでは、ジンクスの弱点について、考察してみます。

スポンサードリンク


 

ジンクスの弱点

ジンクスの弱点として考えられることとして、まずは「完全な真理=科学的に証明されているものではない」というところがあげられます。例えば、「東京タワーの消灯をカップルで一緒に見るとしあわせになる」というジンクスを考えた場合、確かにその後も長期間しあわせな状態でいるカップルもいるとは思われますが、消灯を見た直後にささいなことから別れてしまうカップルがいる可能性があることも事実であり、「消灯を見たら必ずしあわせになれるわけではない」ということもいえます。それから、「価値観の違いからくる対立を誘発してしまう可能性がある」という弱点も持っています。「ジンクスはオカルトの類である=科学的根拠がない」といって、ジンクスを意識的に排除するタイプの人々も存在していて、こういった人々がジンクスを信じている人と、価値観を共有できるといったことは非常に稀です。これらは宗教観の違いから起こる紛争や戦争の根本原因にも似た「ジンクスの根源的な弱点」であるといえそうです。

 

弱点をおぎなう方法

科学的に根拠のあるものではないこと、また価値観の違いからくる対立が生まれやすいこと、この2つの弱点が存在している根本原因として、「ジンクスは、もともと人々がしあわせになるための指標のようなものであるにもかかわらず、価値観の違いを明示的にしてしまう」ということが考えられます。この弱点の克服方法としては、もともとジンクスがクチコミやインターネットで世代を超えて長い時間をかけてこつこつ広まってきたことを考えると、個人レベルの意識を少しずつ変えていき、草の根レベルで「価値観の違いは本質的な問題ではない」ことを広めていくことではないでしょうか。

 

どんな改善効果が見込めるか

人々の目標は、「しあわせになりたい、快適な状態でいたい」ということで共通していますから、そこにいたる過程=プロセスの有効性で対立をおこすのは間違った考えであり、価値観が違う中で一緒にしあわせになる方法を考えていく、といったアプローチをとっていくことのほうが、直感的にも理にかなっていて、問題が少ないといえそうです。個々の価値観を少しずつ変えていくことは、ジンクスが広まるメカニズムと同様に、ジンクスの弱点をも時間をかけて解消できる、と考えられます。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.