「茶柱が立つと幸運が訪れる」と言われるのには理由があった！

 
なぜ、茶柱が立つと幸運が訪れると言われているのでしょうか？
その理由は、極めて稀な現象だからです。極めて稀な現象が起こるのだから、きっと幸運がやってくるのだろう！という考え方が、このジンクスの由縁なのです。

茶柱が立つという現象が極めて稀な理由

まず、急須の細かい網の目をくぐって茶柱がコップに出てくるという確率もかなり低いのです。茶柱が出てくる確率も低いのに、その極めて少ない茶柱が立つ確率は、さらに低くなるのです。つまり、茶柱が立つという現象は人生で何度も起こることがない、奇跡的な現象と言っても過言ではないのです。人によっては毎日お茶を飲み続けても死ぬまでに１度も茶柱が立つという現象に出くわさないことも十分にありえるのです。

幸運が訪れるとされるもう１つの理由

茶柱が立つと幸運が訪れると言われるもう１つの理由は、茶柱を大黒柱に見立てて、大黒柱が立つと、金運があがり安泰が訪れるという昔からの考え方があるようです。確かに、大黒柱がビシッと立てば、金銭的にも健康的にも、すべてにおいて一家に幸運がやってきそうですよね？　昔から、「柱」という言葉には、宗教的な意味でも「力」や「尊敬や崇拝の対象」としての意味があるのです。つまり、茶柱が立つという現象は、力や尊敬や崇拝の対象が立つということなので、昔から縁起が良いとされているのです。

茶柱が立ったことは秘密にしておきましょう

茶柱が立ったことは、誰にも言わず秘密にしておきましょう。せっかく茶柱が立っても、まわりの人に言ってしまうとご利益がないと言われているからです。茶柱が立つという現象は稀なので、ついまわりの人に言いたくなってしまいますが、茶柱が立ったことでご利益を受けたいなら、秘密にしておいたほうが賢明と言えるでしょう。

茶柱が絶対に立つお茶がある！？

なんと茶柱が絶対に立つお茶が販売されているみたいです。しかしながら、絶対に茶柱が立つお茶なんて、ご利益を期待することはできそうもないですね。なんだか、そんなお茶を飲み続けたら、下心が神様に見透かされてしまい、逆に嫌なことが起きてしまいそうな気がします。人生で１度も茶柱が立ったことがなく、どうしても死ぬまでに自分でいれたお茶で茶柱を立てたい！という人には良いかもしれませんが、ご利益を期待しないほうが良いと思います。

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