ラッキー?それとも不吉?夜にまつわるジンクスの数々
ジンクスは、欧米ではもともと不吉なものを指していたという由来もあり、日本でも特に夜にまつわるジンクスには、不吉なものが多く存在します。とはいえ日本ではポジティブな意味でもジンクスは作られているので、ラッキー系のジンクスも少なからずあります。ここでは、夜にまつわるジンクスをご紹介します。
恋愛系の夜のジンクス
まずは恋愛系ですが、ハッピー系はとしては「満月の夜にロゼワインを飲むと恋愛が成就する」、「夕方から夜にかけて遊んだあとに、深夜になって告白するとうまくいく」、「夜寝ている時に、夢に思いがけない人が出てきたら、その人が本当に好きな人のことがある」、「三夜続けて鏡を枕の下に置いて眠ると、夢の中に将来結婚相手となる人が現れる」等があります。どれもありそうなお話です。アンラッキー系としては、「夜の海に一緒に行くと別れる」、「ラブレターを夜に書くと、その恋は成就しない」等があります。もっとも、今時はメールでの告白も一般的にありえるため、一概に夜書くとダメとはいいきれないところもありそうです。
夜に関係した不吉なジンクス
恋愛に限らず良くない夜のジンクスとしては、「夜に口笛を吹くと良くないことが起こる」、「ベッドの横に鏡を置くと魂が吸い取られる(風水でも言われていることだそうです)」、「日中外に干していた洗濯物を夜まで干したままにしておくと良くない(不浄なものが張り付くからだと言われています)」、「夜に友人や恋人の名前を大きな声で言ってはいけない(根拠があって、誰かが聴いていて良くない使われ方をする可能性が昼間より高くなるため、とのことです)」等があります。ちょっと風変わりなところでは、「縁談の時にお茶を出すと良くない」、というものがあり、昔から「お茶はエッチを暗示する」という説があるため、縁談の席に出すのはNG、というのが根拠だそうです。そういえば、時代劇などを見ていると、現代の風俗的な位置づけで「茶立て女や飯盛女(宿場町のエッチな職業)」が登場します。
ラッキーな夜のジンクス
夜のジンクスの中でもラッキー系のものもいくつかあります。「満月に銀行の通帳をかざすとお金が貯まる」、「満月や新月のときは、普段より勘が冴える(これはギャンブルの世界でもよく言われているところです)」、主にカップルに効くが家族にも有効なのが、「夜に観覧車に乗ると良い関係を保てる」というものがあります。良い思い出が作れるから、といわれています。他には「布団カバーや枕カバーを洗濯したり、新調したりして眠ると、後日良いことがある」というものがありますが、この根拠としては、清潔でいることでラッキーを呼び込む、といわれています。