> >

最も大きなジンクス、必ずしも迷信とは言えない「厄年」の根拠とは

家族
 
多くの人が信じている、または気にしていて、科学的には根拠は薄いけれども一般的にも広く浸透している考え方であるジンクスの中でも代表的なものに「厄年」というものがあります。日本では神社に行くと厄年早見表があったり、お祓いをやる人が多かったりしますが、諸外国でも同じような考え方はあるようで、例えばイギリスでは「男性は4がつく年齢、女性は7がつく年齢が厄年」といった扱いであるそうです。

スポンサードリンク


 
健康状態や学歴、性別、仕事上のキャリア等がさまざまな中で、厄年の考え方は世界レベルで広く浸透しています。ここでは厄年という大きなジンクスについて考えてみます。

 

厄年の秘密

日本の厄年は、「わざわいが多く降りかかってくる年齢」として、平安時代頃を起源に広まった、との説が有力です。一般に広まったのは室町時代頃から、という説もあるようです。イギリスや中国、エジプト等の諸外国においても、少しずつ差はあるものの、数年毎から十数年毎程度までの周期で、日本の厄年に相当するような「良くないとされる年齢(英語だと『BAD YEAR』とか『UNLUCKY YEAR』という表現だそうです)」が設定されています。中国では、日本と同じくらいの浸透度のようで、非常に多くの人々の間で信じられているようで、インターネットで調べてみても、多くの情報がヒットします。科学的な根拠に乏しいにもかかわらず、厄年はなぜこれほど浸透しているのでしょうか。

 

迷信とは言い切れない厄年

日本の例では、厄年としては正確には男女ともに数え年で1歳、4歳、7歳、10歳、13歳、16歳、19歳、22歳、25歳、28歳、33歳、37歳、40歳、42歳、46歳、49歳、52歳、55歳、58歳、61歳が該当し、その中でも男性の場合は25歳、42歳、61歳女性の場合は19歳、33歳、37歳を厄年として取り扱うことが一般的です。さらにその中の男性の42歳、女性の33歳が「大厄」と呼ばれ、その前後の年を前厄・後厄と呼んで、特に気をつけてお祓いや大きな行動の自重等をおこなっています。ここまで精緻に設定されていることを考えると一概に「迷信」とはいいきれず、気にしないようにすることが困難なジンクスであるといえるため、何がしかの対処をおこなっておきたいところです。

 

厄年ジンクス対処法

設定されている全部の年に対して対応することは現実的ではなく、そもそも科学的な根拠も存在しないようなので、重要とされる「大厄」の年には、「普段はそれほど健康を気にしない人も、病気にならないように食生活や生活習慣の見直しを心がける」程度の対処が良いのでは、と考えます。平常心を保っていることが、結果としてはわざわいを近づけない秘訣となるのです。

このエントリーをはてなブックマークに追加


スポンサードリンク
スポンサードリンク

カテゴリ: その他

Comments are closed.