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日本中で言われているジンクスは、いつからどうやって広まったのか?

ジンクス

 

ジンクスは、限定的な世代や地域に限らず、広く世間に浸透している例が非常に多いものです。
この現象は、広まっているジンクスの「古い、新しい」に依らずに見られる事象であり、自然発生的かつ広範囲に渡っているものです。

 
学校の教科書に載っていたり、何かの資格の勉強などで必ず多くの人が身につけるようなものではないにも関わらず、広い層に浸透していることが多々あります。
ジンクスはどのように広まり、定着していくのでしょうか。

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古いジンクス、新しいジンクス

ジンクスの中には、非常に古いものもあります。
たとえば「茶柱が立っていると良いことがある」とか、「目の前を黒ネコが横切るとよくないことがある」等です。
また反対に、比較的新しいジンクスも、たくさんあります。

 
代表的な例としては、場所にまつわるジンクスなどがそうで、新しい商業施設等ができたり、大きなランドマークが出来た場合には、大抵なんらかのジンクスが作られ、情報は拡散し、後の時代にも引き継がれたりしていきます。

 
「茶柱」の例などは、かなり昔から脈々と語り継がれて、今も一定の信ぴょう性を持ちつつ生き続けている例です。
なぜこれほどまでに広く認知され続けているのでしょうか。

 

 

クチコミの威力

また、インターネットが普及し、スマホやケータイを一人一台は所有している時代なので、昔に比べてクチコミ情報の影響力や浸透速度は飛躍的に増大しています。
古いジンクスも新しいジンクスも、一度認知されると、以前とは比較にならないスピードで浸透します。

 
ただし、噂話や信ぴょう性に乏しい類のレベルの話であれば、すぐにあきられ、これもすごいスピードで淘汰されていきます。
それでも生き残る「ジンクス」には、噂話にはない「何か」が備わっていると考えられます。

 

 

効果的な情報は広まる

もうひとつ言える事として、これは企業における商品のヒットや、パソコン上での便利なツールやソフトの急激な浸透においても見ることができる現象ですが、「効果的、有益な情報は、急速に広まる」ということです。

 
そのジンクスが実用的である、役に立つという判断をする人の人数が多ければ多い程、急速かつ広範囲に広まっていきます。
悪い情報の場合、たとえば「○○をすると病気になる」などの情報においても、広い層が有効であるとの判断を下した場合には、やはり急速に広まります。

 
古いジンクスが語り継がれ続けている要因して、実用的で有効であることが一つの根拠ではないでしょうか。
単なる噂話のプラスアルファの要素として、「実用的、効果的」という部分も、ジンクスが広がるメカニズムとして、見逃せない要素なのです。

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カテゴリ: その他

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