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イルミナティカードに描かれている「日本」の解説

イルミナティカード

18世紀の秘密結社であるイルミナティを題材とした、1970年代の小説「イルミナティ」をベースに、1980年代にリリースされたイルミナティカードは、どちらかというとオカルト的、神秘主義的、かつネガティブで陰謀論的、反宗教的ともいえるような内容の絵柄が多いカードなのですが、一方で人間の内面の動揺や、とある国の移ろいを含めた「抽象的な内容を、象徴的なヒトやモノで描いた絵柄」も多いため、「予言として成立し、なおかつ当たっているか否か」といえば、当たっているといわざるをえないカードが、数多く存在しています。

さらには、リリースされたアメリカの同盟国であることを意識してか、日本を題材にしているカードも比較的多い印象で、予言が9割以上の確率で当たるのであれば、日本人としても大変内容が気になるところです。

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「japan」というカードが示すもの

イルミナティカードの中には、「japan」というそのものずばりの名称を持つカードも存在しています。
絵柄としては、日章旗を思わせる日の丸模様を背景に、日本地図に沿ったと思われる島と、島の上にそびえる高層ビル群などが描かれています。

しかし、地図をよく見てみると、千島列島や樺太と思しき陸地は確認できるのですが、沖縄が描かれていないように見えます。
沖縄返還は、1972年におこなわれているので、イルミナティカードがリリースされた1982年時点では、日本の領土に戻っていたのですが、何等かの意図、つまり「予言」として、沖縄の無い日本が描かれているのではないか、ともとれます。

 

 

太陽の方角も予言を裏付けている?

更にこのカードでは、太陽をイメージした絵柄も描かれていますが、方角的には西、つまり「日が沈むさまである」と解釈できます。
カードの名称に加えて前述の島の形状、欠落した陸地、さらには象徴的に描かれている「西の太陽」などから、このカードが「日本の衰退」を予言または意図しているカードである、と考えられます。

もっとも、多くの識者や政治家、評論家などが既に指摘しているように、国防面や経済面で、たとえばバブル期などと比較して、日本がより危機感を持たなければならない状況であることは、もはや周知の事実でもあるため、「予言」というよりも、広い意味での「一般的な警告」である、という視点もあるかと思われます。

もしかしたら、カード製作者の願望や意図も含まれているのかもしれません。そしてカード製作者がイルミナティ関係者である可能性もあり、「イルミナティが世界を裏で操っている」との陰謀論として取り沙汰されている根拠にもなりうるのです。

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カテゴリ: その他

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