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別名「予言のカード」イルミナティカードの当たる確率は?

イルミナティカード

1975年のアメリカで、ロバート・アントン・ウィルソンとロバート・シェイという、小説家にして神秘家の人たちによって、とある小説が発表されました。
この小説は「イルミナティ」といって、欧米社会では常識的に信じられている、キリスト教をはじめとした概念から、かなりはずれた内容が取り上げられていて、陰謀論やアナキズム、宗教、性、ドラッグといったやや反社会的な題材が並んでいる、というものでした。

そもそもイルミナティは、18世紀後半ごろに実在した秘密結社なのですが、これが1970年代に小説となり、さらに小説に触発される形で、その名も「イルミナティカード」というカードゲームに姿を変え、世の中に浸透していきました。
神秘主義やオカルト、反社会的な思想をも備え、別名「予言のカード」ともいわれるイルミナティカードが当たる確率は、いったいどれくらいあるのでしょうか。

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95%以上の確率?

イルミナティカードの予言は、500枚以上あるカードに描かれている絵柄で表現されています。このカードが「予言のカード」として有効に働く確率は、一説によると「95%以上」といわれています。

にわかには信じがたい確度なのですが、あながち「完全なでたらめ」ともいえないものがあります。なぜならば、過去の大事件に当てはまる、つまり「カード作成時点で既に発生している事件を含めて、カードの絵柄に沿った事件が、いまも次々と起こっている」からに相違ありません。

またもうひとつ、かなり抽象的かつイメージ的な絵柄のカードも多く存在していることも関係しています。解釈によっては「カードに描かれている内容が当たっていると取れる」場合もたくさんあるのです。

 

 

「angst」カードの抽象度

いくつか例をあげてみると、「angst」というカードでは、男性の会社員と思しき、やや苦悩の表情を浮かべる人物が描かれていて、彼の手元には、台座に載った日本刀が添えられています。
「angst」という英語を直訳すると「不安、苦悩」というところなのですが、おそらくこのカードの言わんとしていることは、「日本のサラリーマンは常に不安と苦悩にさいなまれ、何かの拍子に自殺してしまう世の中になるだろう」という意味に解釈できます。

実直そうなスーツ姿の会社員、苦悩の表情、そして日本刀で「日本人」をあらわし、日本刀による切腹のイメージで「自殺」を暗示しているように見えます。
カードには英語の解説文も添えられているのですが、こういった「抽象的かつ普遍的な例」をカードの予言として含めると、カードの予言の当たる確率は、100%に近い数値となるわけです。

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カテゴリ: その他

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