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パワーストーンの価値は何で決まる?誰が決める?価値の高さがそのまま価格になるの?

パワーストーン

 

この石とこの石、どちらのほうが価値がありますか?
パワーストーンショップを運営しているとこのようなご質問を受けることがあります。

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パワーストーンの価値は価格ではありません

そのような時、私は価格ではなく、その石自体の品質と価値を見て判断しお客様にお伝えするようにしております。

 
これは貴金属や宝石などと同じかと思いますが、貴金属や宝石の場合ですと、相場などがあり、売買に適していると思いますので、価値という言葉=価格というもので、すんなり受け入れられるのですが、半貴石と言われる、パワーストーン業界には、まだその価値というものが売買における価格とは結びつかないものであるため、なかなか価値をどこでお伝えすればいいのわからなくなる時があります。

 

 

高額な宝石、価格の一例

以前某テレビ番組で放送されておりましたが、ブルーダイヤモンドの鑑定を行い、1億3000万円で買取るという、知らない方からすれば、衝撃的な価格で取引されておりました。

 
しかし、このブルーダイヤモンドという石の良質なものは、すでに採掘がされていないということから、欲しいかたからするといくら出してでも欲しいという、超貴重宝石なのです。
それを分かっているからこそ、1億3000万円だしてでも買い取らせて欲しいと思うのです。

 
また、パライバトルマリンという宝石に関してもすでに、高品質なものは取れなくなっており、もし最高品質なものを持っていて売りたいと思っているならば、数百万円、数千万円だしてでも買取たいという業者は沢山いるように思います。

 
このように、すでに取れなくなってしまった宝石などは、相場が崩壊し、いくらでもといっても過言ではないくらいの価値あるものになってしまっています。

 

 

ではパワーストーンはどうでしょうか?

現在は売買には適してはいない為、価値=価格とは表現しずらいですが、品質でみていくと、そこにはやはり価値があります。
宝石同様に、今後見つかりづらいものはやはり価値あるものと考えることができるのです。
石によっては、すでに鉱山が閉山してしまい、採掘不能となっている石もあります。
そして、そのような石は個人売買には適していないとしても我々のような販売店側からすると業者間同士で高値で取引されていたりします。

 
また、それを所有するものは、すでにないことがわかっておりますので、かなりの高値で提示してきます。
それを買っても売れないと判断するお店はもちろん買いませんが、そこに価値を感じ、今後の価値がもっとあがると判断するお店は売る商品としてではなく、財産として買うこともあると思います。
なぜなら、今後もしお金に価値が無くなったとしてもものに買えておけば、その価値が消えることはないと考えるからです。

 

 

天然石は美術品と同じ

未来を見据えてものを買う人は、パワーストーンをどのように捉えているのでしょうか?
最近ある方の話の中で、天然石は、絵画と同じということを言っていました。

 
絵画はその方が亡くなってしまえば、もう永遠にそれ以上、その方の絵が世の中に出回ることはありません。
だからこそ、その方が描いた、1枚の絵に価値があるのだといいます。
これは天然石も同じだと言います。
もう世の中にこれ以上増えることがないと分かれば、その価値は例えパワーストーンだとしても価値が高まります。

 

 

価格高騰は既に始まっています

その現象が現在のパワーストーン業界における価格高騰の余兆だと思います。
高品質なものには、やはり過去の相場を超越した価格が付けられており、この価格は現在の価格であって、将来はもっと出さないと買えない逸品となるのです。

 
その基準はやはり綺麗かどうかであり、綺麗なものほど天然石としての価値は高いのです。
ルチルクォーツのブレスレット1本に、300万円という値がついていました。これがわたしの知る限りのパワーストーンの最高額です。

 
しかし、この300万円は来年には600万円になっていたとしても疑うことができません。
その理由は簡単で、もうないからです。
持っている人間の気持ち次第ということです。

 

 

珍しい石、既に採掘不可能な石は驚くべき速さで価格が上がります

だからこそ、私は品質が高く、今後どんどん値が上がるであろうものを買付けるようにしております。

 
もちろんお求めし易いものも揃えなければなりませんが、1年前に買うことが出来た品質のものが、もう同じ価格では買うことができない現実を見ると、どこまで天然石の価格が上がるのかは計り知れません。
そして、すでに高品質なものがとれない石もあります。

 
そのような石は、過去に購入されたお客様が所有しているものだと思いますので、そうなると、販売店側としては、買取をしてでも欲しいを思うのだと思います。
これが本来の鉱物好きの人間の心理です。
珍しいもの、すでに採掘不能なものは、どんどん価値が高まります。

 

 

パワーストーンの価値が変わってくる予感もあります

宝石などがそのような形で売買されているように、今後パワーストーンも、一つの鉱物的観点から、価値がどんどんたかまり、お客様との間に売買が行われる時代もくるかもしれません。
現在も売買をしているお店もあるかもしれませんが、私の知る限り、正確にその石自体の価値がわかるお店が行なっている売買はパワーストーンショップでは知りません。

 
実際に我々のお店にも買取を希望されるお問い合わせはありますが、現状パワーストーン業界の中で考えるとなかなか買取には積極的になることはできません。
しかし、もし、私が見た300万円と提示されたような、すでに採掘不能と言われるルチルクォーツを買取して欲しいと言われたとするならば、個人的に考えてしまうかもしれませんね。

 
鉱物好きとパワーストーンショップ運営者の両方でみたときに、そもそも運営者である前に石好きなのです。
そんな私のような人間が日本全国にいると考えると将来の石業界がどうなっていくのか楽しみですね。
品質の低いものは売れなくなり、どんどんその価値(価格)は下がる一方高品質なものは、どんどん価値(価格)が上がりそれでも売れていく。
今後の石業界はそのような二極化していくと思っているのは私だけでしょうか。

 
世界に二つない天然石は、有名画家の描いた絵と同様。
この言葉を改めて考えると、高品質で綺麗なパワーストーンは持っていて損なないでしょうね。

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この記事は当ブログのライター「ねみねみ」が書きました。

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