世界三大ヒーリングストーンのひとつ「ラリマー」これからも価格が高騰すること間違いなしのパワーストーンです
世界三大ヒーリングストーンと呼ばれる天然石をご存知でしょうか?
そのように呼ばれ始めたのは石業界の歴史で言えばごく最近の話ですが、
スギライト、チャロアイト、ラリマー。
この3つの石達が近年世界三大ヒーリングストーンと呼ばれています。
その中でも、私のもっとも好きな天然石、ラリマーについて記述していこうと思います。
ラリマーという呼び名は造語
正式名称はブルーペクトライトと呼ばれ、ラリマーという呼び名は宝石商の娘のあだ名、『ラリ』と海という意味を持つスペイン語の『マール』を合わせて作られた造語です。
ラリマールという呼び方は表記の仕方は商標名として登録されていることからここ日本ではラリマーとして認知されているかたがほとんだと思います。
見た目から想像するだけでも綺麗なものということがうかがえますが、ラリマーをどういったものかということをお伝えすると海、空をイメージした模様の綺麗な天然石と言える思います。
とても癒されそうですが、見ているだけ癒されるのは私だけではきっとないと思います。
ラリマーの採掘は大変!
原産国の主はドミニカ共和国となり、井戸のような深いところにまで入り込んで原石を採掘します。
鉱山からの採掘だと少々イメージが異なりそうですが、現地ではこのような採掘も行われているのです。
ドミニカ共和国は暑そうなイメージがありますが、気候は熱い地域になり、リゾート地としても人気がありますね。
しかしながら、雨が多く降る時期もあり、その時のラリマーの採掘はとてつもなく大変なのです。
井戸のような細い穴の中に入り掘っていくのですが雨期はその雨が入り込んでしまい、採掘が思うようにいきません。
そんな中で採掘された良質なラリマーはとても希少です
近年、ラリマーは人気と共にどんどん価格上昇しており、高級石の仲間入りをしてきました。
人気が高まれば、採掘できる数が減り、採掘出来る数がへれば、供給数に限りがでてきます。
今まで1トン入荷させ、売上を立てていた鉱山主は100キロに減れば、その100キロで1トン分の売上を立てなくてはなりません。
そう考えると採掘の数が減れば、自ずと価格をあげざる負えないのでしょう。
やはり、人間がラリマーを欲する需要とラリマーの採掘スピードと成長スピードが追いつかないのでしょう。
綺麗なラリマーの人気が価格を上げています
綺麗でないものは、比較的問題なくいくらでも入りますが、やはりラリマーは綺麗でなくてはならないという需要に応えるには、それなりに綺麗でないと販売もできません。
その綺麗なラリマーを供給することが困難になっているのは世界三大ヒーリングストーンと呼ばれるようになり、急激に人気が高まったからなのでしょう。
その人気もあり、ドミニカ共和国政府がラリマーの海外持ち出しを規制しているという話も聞きました。
そうなると国外にラリマーの原石が出回らなくなり、ブレスレットやルースなども減少して行く傾向に進んでいくことになると思います。
ラリマーも他の人気天然石と同様に、今後価格が大きく下がったり、昔よりもどんどん産出される可能性は限りなく少ないと考えていいでしょう。