トパーズ(黄玉)~生命のエネルギーをうながすパワーストーン
トパーズ(黄玉)は飴のような透明感のある多くのカラーを持つ天然石です。本来は無色透明な天然石です。
和名は黄玉と呼ばれています。命名はギリシャ語の「Topazos(探し求める)」という説、紅海にあるセント・ジョン島のギリシャ名「トパゾン」、サンスクリット語の「トパズ(火)」を由来するなど、様々な説があります。
色の変化が激しいトパーズ
鉱物学的には、光や熱の影響による色の変化の激しい天然石です。はっきりとした理由は分かっていないようですが、その原因は結晶のゆがみによって生じるものだと考えられています。
トパーズは一般的に黄色~茶褐色のイメージですが、稀に青色やピンク色のものも産出されます。なかでも、シェリー酒のようなピンク色~オレンジ色をした「インペリアルトパーズ」は最も価値あるトパーズとして珍重されています。
宝石としてよく見かける「ブルートパーズ」は、トパーズに放射線を照射して処理をし、青い色をつけたものです。
トパーズに対応するチャクラ
トパーズは第5チャクラ(喉のチャクラ)に対応しており、コミュニケ―ションや感情表現をつかさどる場所ともいわれています。
色彩学的には、自己の時間とエネルギーを準備したり、自分自身を動機づけたり、望ましい成果をもたらしたり、自己のエネルギーを守る役割がみうけられるようです。
トパースが持つ意味と宝石言葉
天然石のエネルギーとしては、誠実・友情・忠実の宝石言葉を持ち、生命のエネルギーをうながす天然石です。古
代エジプトでは、太陽神「ラー」の象徴で、邪気から身を守り、最強の治癒力を持つ天然石として崇められていたようです。
東洋では大地を象徴する活力の源や不慮の事故から身を守る天然石として珍重されていたようです。
トパーズ全般の特徴的な特性として、持ち主にとって必要なものと出会わせてくれる天然石であるようです。探しものに巡りあえる天然石ともいえるかもしれません。
仕事、恋愛、人の縁など、自分が望むものを見つけやすくしてくれるようです。
トパーズの明るさが持つパワー
また、トパーズの波動は、喜びや寛容、豊かさ、健康などをもたらすともいわれています。
その貫くような明るさのパワーは、心の内側にくすぶる憎悪や嫉妬、恐怖や罪悪感までもきれいに取り除いて心身をクリアにし、活力を取り戻す手助けをしてくれます。
金銭なその物理的な豊かさや、博愛の気持ちをも与え、自身の内面の豊かさといった気づきをももたらしてくれます。
また、持つ人のスピリチュアルな能力を引き出すことをサポートして、直感力や洞察力を高め、曖昧な物事をはっきりさせることでしょう。
色:黄色・褐色・淡青色・青色・淡緑色・橙色・ピンク色・紫色/硬度:8 /成分:Al2 [F,(OH)2|SiO4]/結晶系:斜方晶系/産地:ブラジル・メキシコ・アメリカ(テキサス州、ユタ州・コロラド州・カリフォルニア州・ロシア・スリランカ・マダガスカル・ナイジェリア・パキスタン・ミャンマー・ジンバブエ・オーストラリア・ナミビア・中国・ブラジルオ―ロプレート等